【肩の高さの左右差は放置NG】その左右差は全身に影響する!体の歪み改善ストレッチ
肩の高さが左右で違うのを気にしたことはありませんか?見た目の不均等さだけでなく、実は全身にも大きな影響があるようです。今回は肩の左右差が生じる理由と改善ストレッチを紹介します。
あなたにもある?肩の左右差
肩の高さが左右均等ではないことがすぐ分かる人もいれば、一見分からない人もいます。前者であれば体の痛みもすでに生じているかもしれません。自分には肩の左右差なんてないし関係ない、そう思っている人でもじっくり観察すると左右差がある場合があります。それがより分かるのが写真で自分の姿を見た時。自分自身が真っ直ぐ正面を向いた姿で写ると肉眼で見るよりも歪みがはっきりと分かります。たとえわずかだったとしても、肩の左右差は多くの人に当てはまります。
肩の高さ違いが生じる理由
肩の高さ違いは、片側ばかりを使う普段の動きの癖が根本的な原因です。毎回同じ肩や腕にバッグをかけていたり、同じ側で頬杖をついていたり、床やカーペットに直に座るときいつも同じ側で横座りをしていたりなどで生じます。野球やテニスなど、片側の腕ばかりを多く使うスポーツでもその傾向は現れやすいですが、多くの場合日常生活でのこういった癖が蓄積して起こります。左右差を根本的に改善するには、慣れている方向ばかりではなく反対方向でも行ってみるなど左右どちらかに寄らない習慣を身につけることが大切になります。
上がり下がりの問題は肩だけではない?
一見、肩の高さ違いは肩まわりの筋肉のバランスが崩れたからだと思いがちですが、実はもっと大きな歪みが生じた結果に過ぎません。肩の左右差はほんの一部であり、土台となる背骨や骨盤が湾曲したように歪んでいる可能性があり、背中や腰、胸、お腹の筋肉が片方に寄り固まってしまい、肩こり、腰痛、膝痛、手足のしびれなどの症状を引き起こしてしまいます。首や 肩、肩甲骨あたりの固まった筋肉をほぐすのももちろん大切ですが、まずは背骨や骨盤の左右差を改善するところから行っていきましょう。
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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