年齢は背中に出る。「脱・おばちゃん」な後ろ姿を作る6つのポーズ
3.肩甲骨を開くポーズ
肩甲骨を外転させるポーズ。右足を大きく後ろに引き、かかとをつける。辛い人はヒザを床についてもOK。骨盤を立て、右腕をできるだけ前方へ伸ばす。肩甲骨から遠くに引っ張りだすようにすると、肩甲骨の開きと同時に右側の腸腰筋が伸ばされる感覚が意識できる。左右入れ替えて同様に行おう。
4.肩甲骨を回旋させるポーズ
①上方向、②内側、③外側へ開いた肩甲骨を、今度は翼を広げるように斜め上にスライドさせて回旋させる。下半身は③のまま、右手を上から回して左手でつかみ、そのまま左の床方向に引っ張る。目線を正面にして、上体はできるだけまっすぐにキープしよう。余裕があれば、目線を斜め上にするとより効果的だ。
5.肩甲骨をあらゆる方向に動かすポーズ
下半身は④のまま、左手を右手の下にクロスさせ、右肘を巻き取りながらもう一度クロス。そのまま手のひらを合わせて肘を曲げる。両肘をいったん体から遠くに離し、息を吸いながら肘を上方へ持ち上げる。目線は指先、上半身を反らすことより腕を引き上げることに意識を向けよう。
6.ヴィーラバッドラーサナⅠ
美と健康に導く、肩甲骨を様々に動かした今回のシークエンスのターゲットポーズ。下半身は⑤のまま、両腕を頭上に向かって伸ばしていく。上半身の力は抜いて、胸の中心から大空に羽ばたくイメージで、腕を上げていくことがポイント! ハッピーな日々をイメージして、大きく深呼吸をしよう!
教えてくれたのは…峯岸道子先生
「Body&Mind Yoga Studio」主宰。「肩甲骨ヨガ」を発案し、肩甲骨を動かすのにも有効なヨガプロップス「ヨガ棒」を開発。また、障がいのある人たちに向けた「ハンディキャップヨガ」を広める活動も精力的に行っている。著書に『骨ストレッチダイエット』(宝島社)がある。http://bmy-studio.com
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く