【背中のハミ肉撃退】隙間時間にできる広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋に効く!タオルを使った「背中トレ」
綺麗な引き締まった背中は憧れますよね!6月に入り、梅雨が明けたら薄着の季節、夏がやってきます!夏に向けて、隙間時間にできるタオルを使った簡単ヨガトレーニングで綺麗な背中を作りましょう!
鍛えるべき背中の筋肉
背中はさまざまな筋肉で構成されていますが、特に大きな筋肉は広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋の3つの筋肉です。ヨガやトレーニングで背中を動かすときに、筋肉がどのような位置にありどんな時に使うものなのかを知った上で動かすとより効果的なので、それぞれの役割をご紹介していきます。
●広背筋(こうはいきん)
背中の広範囲にわたる筋肉で、脇の下から腰にかけて三角形についている筋肉です。開いた腕を閉じる時や、腕を後ろ側に上げる時などに働く筋肉です。また、上方や前方に腕を伸ばした状態から体を引き寄せる動作でも使われます。
●僧帽筋(そうぼうきん)
首から肩、背中上部へと繋がり、ひし形についている僧帽筋。首や肩の動作には欠かせない筋肉で肩甲骨を動かしたり安定させる役割があります。肩こりを感じる筋肉でもあります。
●脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
背骨の両サイドについている縦に長い筋肉です。姿勢を安定させる役割があり、姿勢を真っ直ぐにできるのも、脊柱起立筋が働いているから。首から腰にかけて、背骨を支えてくれています。また体を反らせるような動作でも働く筋肉です。
また、この後ご紹介するヨガトレーニングで背中の筋肉を効率よく鍛えることも大切ですが、普段から姿勢を意識することがとても大切になっていきます。なぜなら正しい姿勢を意識するだけで背中の筋肉を使うことができるからです。長時間のデスクワーク等で猫背になりやすい方などは普段とっている姿勢の時間が長ければ、トレーニングを頑張っても普段の姿勢に戻りやすくなりますので、日頃から姿勢を意識することも心がけてみてくださいね。
背中を鍛える主な効果
●くびれができる
広背筋を鍛えることで、上半身の上部にやや広がりができるので逆三角形の体型に。腹部のくびれが強調されるようになり美しいボディラインを作ってくれるのです。
●肩こり・腰痛解消
主に僧帽筋を鍛えることで、首や肩周りの血行が良くなり、肩こりの解消に効果が期待できます。また広背筋や脊柱起立筋を鍛えることで姿勢が改善され、腰痛の改善に。
●猫背改善・美しい姿勢に
姿勢を安定させる役割のある脊柱起立筋鍛えることで、背すじの伸びた美しい姿勢に近づきます。背中の筋肉が強くなることで丸まりやすい背中(猫背)を改善してくれます。
●痩せやすく太りにくい体に
背中の筋肉は体の中で比較的大きな筋肉です。代謝をあげるためには筋肉量をあげることが大切なので背中の筋肉を鍛えることで代謝が上がり痩せやすく太りにくくなるのです。
隙間時間にできるタオルを使った簡単ヨガトレーニング
長めのタオルを用意しましょう。お風呂上がりなどバスタオルを使ってヨガトレーニングを行うのもオススメですよ!
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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