梅雨バテ症状「だるさ・めまい・頭痛」を緩和【座ったまま5分】自律神経を整える簡単ヨガ

 梅雨バテ症状「だるさ・めまい・頭痛」を緩和【座ったまま5分】自律神経を整える簡単ヨガ
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梅雨の時期には「頭・首が重い」「肩がこる」「気持ちがすっきりしない」など、不調を感じやすいかもしれません。座ったまま、どこでもできる5分のヨガストレッチで頭・首・肩・胸まわりの凝りをこまめにリセットしましょう。

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梅雨バテとは?

梅雨の時期に起こる不調は「梅雨バテ」と呼ばれることがあります。疲れやすい、頭が痛い、首や肩が重い、気力がない、気持ちがコントロールしづらいなど。不安定になりやすい天候や気温と同じように、この時期に体調が追いつかず苦しい経験がある方は梅雨バテかもしれません。

梅雨の不調の原因は?

自律神経の働きが影響していると考えられます。自律神経のバランスが崩れる、交感神経・副交感神経のどちらかが優位に働きすぎると体調が乱れやすくなります。梅雨の雨、低気圧の時には副交感神経が優位になり昼間でも休息モード、疲れやすかったり血液循環が悪く冷えたり頭痛などの不調を感じたりしやすくなります。また、湿度が高く汗をかきづらく熱が体にこもることや、エアコンや薄着による冷えも気をつけたいポイントです。

座ったまま5分で不調緩和

深い呼吸とストレッチ・マッサージで血流を良くし、自律神経のバランスを整えましょう。

①肩の上げ下げを3回行います。ゆっくりと、呼吸に合わせて動きます。

②両手を胸に添えます。手で軽く下に押し下げながら、アゴを斜め上に上げて首の前側を伸ばします。30秒程キープします。

胸のストレッチ
胸のストレッチ

③首と後頭部の境目に親指の腹か手の関節を当てます。首の筋肉を伸ばすように手で引き上げながら頭を倒します。手の位置を変えながらほぐします。

後頭部ストレッチ

④右奥歯のかみ合わせの辺りに左手を添えます。右手の手のひらを側頭部に当て、左手で頬を軽く下に引きながら右手で円を5回ずつ、時計回り・反時計回りに回します。反対側も同様に行います。

側頭部マッサージ
側頭部マッサージ

①~④を動画で解説!

ストレッチで体をゆるめた後にさらに少し動けそうであれば、交感神経が優位に働くように散歩をしたり階段を使ったりすることもオススメです。出来ることから少しずつ対策をして、不調の軽減・予防を目指しましょう。

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AUTHOR

小野田貴代

小野田貴代

ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。



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