「初めて体験した時は泣きそうになるくらい感動して…」堀田茜が語る、ヨガに導かれた理由とは?
ヘルシーで可憐な美しさを放つ、堀田茜さん。10年以上前、初めてヨガに触れたときの感動が今でも忘れられず、自分を愛する大切さを教わったという彼女。透明感あふれる心と体、ヨガに導かれたその秘密を語ります。
”ヨガ&ストレッチを日課にしています”
「高校から大学時代にかけて、ヨガのクラスに頻繁に通っていた時があったんです。ヨガをしたあとのスッキリ感、それも体だけじゃなく心もすごく癒されて、初めて体験した時は泣きそうになるくらい感動して……」
インタビューの冒頭から、そんなヨガの思い出を語ってくれた堀田茜さん。
「実は母がヨガのインストラクターをやっていて、私が高校生の時に指導者資格を取ったんです。最初は学校や受験勉強の合間に母のヨガのクラスに遊びに行くのが息抜きになっていて、家でも一緒にヨガをしていました。小さい頃からバレエとダンスをやっていたんですが、そこでは筋トレを重ねたり、上手に踊れるように自分を奮い立たせて、厳しい練習を頑張ることがほとんどで……。ヨガに出会うまでは心を整えるという価値観がなかったんです。それが一転、自分と向き合って心身を整えられるヨガはすべてが新鮮でまさに目からウロコ。先生の『今日一日に感謝を、自分にもありがとうを』と語りかけてくれる言葉にもハッとすることばかりでした。それまでは嫌なことがあったらすぐ落ち込んで、でもこれといった解決法もなく、無理やり前向きに過ごすしかなかったのが、ヨガをするとポーズや呼吸で心まで穏やかになれて、心と体ってこんなにつながっているんだなって。こんなふうに自分の体と心に寄り添って、自分を大切にする幸せを味わえたのは、ヨガが初めてだったんです」
バレエやダンスを習い、体を動かすことは好きだったとはいえ、実はストレッチが苦手だったそう。
「特に脚裏を伸ばすのが苦手でした。でもコロナ禍でおうち時間が増えてから、お風呂上がりにストレッチを始めてみたんです。すると4日目には『あれ?』って体が柔らかくなったのを感じて、それから毎日続けています。そこにはヨガのポーズも取り入れていて、寝る前にガス抜きのポーズやハッピーベイビーをするのが大好き。朝も起きて全身をほぐしながら、血流を巡らせたいときはダウンドッグをしたり、アップドッグやキャット&カウで背骨をほぐしたりも。ポーズそれぞれに、何がどう効くかを意識してやると効果を深く感じられて、ただストレッチするより、ヨガのポーズをするほうが心までほぐれて安心するんです」
ヨガで養われた、自分に優しく寄り添うそんな姿勢が、彼女のヘルシーな美しさを保つベースに。
「ヨガをしていると、自分の内側の声や、体のパーツ一つひとつに向き合わざるを得ないというか……ポーズをとりながら、今日はお腹が張ってるな、肩に力が入ってるな、今日はここが硬いからこのポーズがつらいな、って気づきやすいんですよね。日常でも体のクセや呼吸が浅いのにも気づかず放置していると、深呼吸がしにくくなって体もほぐしづらくなる。でも、毎日のヨガでちょっとした変化や不調に気づけると、今はここが気になるからここを伸ばすポーズをしようってこまめに整えられるので、心身をいつも健康に保てる。そんなヨガは私にとって本当に救い。今日また改めてその魅力を体感できたので、これからもヨガを深めていきたいなって思います」
臀部をほぐす
針の穴のポーズ アレンジ
仰向けで行うことが多い針の穴のポーズをアレンジ。座って行うことで臀部から腿裏をパワフルにストレッチでき、骨盤を立て、背骨を真っすぐに保つことで体幹を強化。さらにツイストをプラスし、腹部にも刺激を与えます。
腿をほぐす
三日月のポーズ アレンジ
足先を掴み、前腿のストレッチ効果を高めるアレンジを。前腿に位置する大腿四頭筋はいちばん大きな筋肉なので、ここをほぐすだけでも代謝アップに。無理に腰で反ると痛めやすいので、心地いい伸びを感じるところでホールド。
堀田 茜/プロフィール
1992年生まれ、東京都出身。モデル、女優としてファッション誌やTV・広告とマルチに活躍中。レギュラーラジオ番組『ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-』(J-WAVE)も絶賛放送中。
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