「しゃがむのが苦手」「しゃがむと後ろに倒れそうになる」そんな人に必要なストレッチは?

日常生活で行うことが少ないしゃがむ動作。思うようにできない人は足首の硬さも原因のひとつかもしれません。そんな人におすすめのストレッチです!
しゃがもうとしてもかかとを下ろせない、かかとは下りたけれど体が後ろに倒れそうになる、そんなことはありませんか?しゃがむためには股関節、膝関節、足関節(足首)の動きが関わりますが、その中でも足首に注目してみましょう。
足首が硬い、可動域が狭くなると…?
しゃがめない原因のひとつにあるのは足首の硬さですが、しゃがめない他に次のようなことも起こりがちです。
血流の低下
足首の動きに関わっている、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)。足首が硬いということはふくらはぎも硬く、それによって下半身の血液を心臓に戻すためのポンプの役割が弱くなって血流の低下につながります。
むくみ足
血流が滞る(水分が溜まる)ことで足のむくみや冷えの原因にも。老廃物が溜まった状態です。
姿勢の崩れ
足首が硬いとかかとに重心がかかり、それによって骨盤が後傾して猫背に。
やりづらいヨガポーズ
スクワットの他に、ダウンドッグでかかとが床につかない、チャイルドポーズや割り座(ヴィラーサナ)で足の甲に痛みや不快感を感じることもよくあります。
足首の硬さを改善するには、足首まで続いているふくらはぎの筋肉もストレッチすることが大切です。
AUTHOR

吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。通常のヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使った音浴瞑想会やリストラティブヨガなど音の効果を活かしたクラスも開催。心身のバランスが整ったヨガのためにヨガ哲学の勉強も継続中。RYT-500取得、Lizzie LasaterリストラティブヨガTT修了、ヨガアプリ “Down Dog” 日本語翻訳&ナレーション担当、一般社団法人シンギング・リン協会公認パフォーマー。