同僚や後輩、上司…職場にいる「どうしても嫌いな人」への意識を変える方法

 同僚や後輩、上司…職場にいる「どうしても嫌いな人」への意識を変える方法
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石上友梨
石上友梨
2021-02-22

みなさんは、職場に苦手な人がいますか?

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みなさんは、職場に苦手な人がいますか?プライベートの付き合いなら、距離を取って会わないようにしたり、思い切って人間関係を「断捨離」したりすればいいものですが、仕事だとどうしても付き合わなければいけないことが多いものです。しかし、職場に苦手な人がいると毎日少しずつストレスが溜まり、職場にいるだけで苦痛を感じてしまうかもしれません。自分のストレスを減らすためにも、どうしても苦手な人がいる・嫌いな人がいる方は、今回の記事を参考にしてください。

苦手な人を分析してみる

職場いる苦手な方はどのような人でしょうか。まずは、その人のどのようなところが苦手なのか分析し、具体的に書き出してみましょう。もしかしたら、苦手な人について考えたくないと感じるかもしれません。しかし、その人のどのようなところが苦手なのか理解することで、苦手な人を減らすヒントになる場合があります。どのような状況で、どのような様子に苦手だと感じるのでしょうか。振り返る際に、「いい加減な性格が苦手」「自分勝手なところが苦手」と相手をラベル付けして考えていることに気づくかもしれません。その際は、特定の行動に分けて考えてみましょう。例えば、「先日の打ち合わせで、〇〇と発言した時」など具体化します。そして、その行動を自分はどう捉えて、どのように感じたかも振り返りましょう。例えば、「同僚のことを配慮していなく、自分勝手な発言のように思った」「嫌悪感を感じた」などです。

苦手な人
苦手な人のどんなところが苦手なのか、書き出してみましょう。 photo by Adobe stock

その人は誰かに似ているのだろうか

苦手な人を分析した結果、その人が誰かに似ていることに気づいた方もいるでしょう。もしかしたら、自分にとって重要な過去の関係性を再演しているかもしれません。例えば、子どもの頃に厳格な父親との関係に悩んでいた人が、大人になった後に父に似たような性格の上司など、権威的な立場の人との人間関係に悩む場合があります。私たちは気づかないうちに、過去の未解決の人間関係を、他者との間で再演してしまうことがあるのです。同じような立場の相手と、同じような関係性を何度も繰り返してしまう場合は、過去の重要な他者との関係を振り返り、その影響について考えてみても良いでしょう。

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