合わない上司とムリなく付き合う4つのコツ【チェックリスト付き】
接する時間も比較的長く、自分の評価にも影響が大きい相手だからこそ、上司との人間関係がうまくいかないと落ち込んだりストレスを感じますよね。上司のことで悩んだとき、関係を悪化させずにうまくつきあっていくにはどうすれば良いのでしょうか。キャリアコンサルタントである筆者がご紹介します。
1. オンとオフを切り替える
相手のことを気にし始めると、嫌いなのにもかかわらず四六時中その人のことばかり考えてしまい、どんどん嫌なところが目につくようになり、言動や行動にも過剰に反応してしまうという悪循環が起きがちです。
趣味やスポーツなどに打ち込んだり、仕事に関係のない人と一緒にいる時間を増やしたりして気分をリフレッシュさせましょう。いつもより少しハードなヨガクラスで無心になったり、思いっきり笑ったり泣いたりする活動もオススメです。
2. 自分の気持ちや行動をチェックする
☑ 上司に完全・完璧を求めていませんか?
当然ながら上司も人間なので完璧ではないのですが、つい過剰な期待を抱き、完全な才能や人間性などを求めてしまっていることがあります。上司とは、ある機能を持った「役割」であり、組織ごとに期待される内容が違います。相手を観察して良いところにも着目してみましょう。「良いところもダメなところもある、自分と同じ人間だ」と思えると気持ちが楽になりますし、「良いところを活かし、足りないところをどう補えば良いか?」と気持ちが切り替えられるかもしれません。
☑ 「相手が変わるべき」と思っていませんか?
「相手に変わってほしい」と思っているのはお互い様です。相手のダメだと思うことを並べて「なんとかして変えてやる」という思いを持ったり、他の人と比べたりしていると相手にもそれが伝わって関係に溝ができてしまうばかりか、相手がこちらのダメなところを批判してくる泥仕合になりかねません。
また、上司の態度が以前より厳しい、冷たいなど、何か違和感を感じていたら自分の行動も振り返ってみましょう。知らず知らずのうちに、あなた自身が上司の嫌がることをしてしまっているかもしれません。原因は何にせよ、ふてくされた態度や言動は、あなた自身の品位や他の人からの評価も落としてしまいかねないので注意しましょう。
☑ 自分から挨拶をしていますか?
☑ 促される前に報告をしていますか?
☑ 頼まれたこと、約束したことは守っていますか?
☑ してほしいことを明確に話していますか?
☑ 上司の話を最後まで聴き、頷きや相槌を打っていますか?
☑ その他、上司が嫌がることを続けてしまっていませんか?
3. 支援を求める
上司との関係がこじれてしまったり、相手の言動や行動にハラスメントに当たるようなことが含まれる場合は、放置したり自分だけでどうにかしようとしたりすると逆効果になることが多く、いつの間にか周囲に自分のせいだと誤解される状況になってしまったりしても困ります。同僚や他の上役、人事、社内相談窓口、経営者など、自分がアクセスできる相手の中で信頼できそうな人に早めに相談するようにしましょう。
4. キャリアを点検する
上司への不満を隠れ蓑に、実は「そこでやりたいことがない」「仕事がつまらない」など別の問題があることがあります。ぜひこのチャンスを活かして立ち止まり、今後の働き方について検討してみましょう。
・その仕事や職場を選んだ理由を思い出し、変化を感じてみる
・自分のスキルを上げるために、そこでまだできそうなことはないかを見渡して新たな目標を設定する
・これまでの仕事の棚卸しをして次にやってみたいことを探し、必要であれば転職活動なども視野に入れる
また、「上司から何をもらえるか?」という発想ではなく、「上司や同僚とともに目標を達成するにはどうすればいいか?」「自分のキャリアのために上司を活用するにはどうすればいいか?」という視点を持つことで「部下力」スキルを向上させることができます。
合わない上司とは一生離れられないような気分にもなりますが、意外と早く上司ー部下関係が終わることも考えられますし、きっかけがあって上司との関係が変わるかもしれません。できることから試してみましょう。
ライター/佐藤彩有里
1980年大分県生まれ。経営学学士、国際関係法修士。外資系半導体メーカーや心理研究所にて経験を積んだ後、バルーン・コンサルティングを設立。国家資格キャリアコンサルタント/MBTI®認定ユーザー/POMS(TM)認定ユーザー/龍村ヨガインストラクターコース修了
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