ストレスにやられてしまわないために|すぐできる「ストレスマネジメント呼吸法」とは
呼吸を吐いた後のポーズ時間がリラックスを作る
呼吸でストレスをマネジメントするのにもう1つ大切なのが「呼気後のポーズ時間」
元々私たちの通常の呼吸には、吸気(吸う呼吸)と呼気(吐く呼吸)の切り替わりの時に呼吸をしていないポーズ時間が存在しています。
その中でも注目すべきが「呼気後のポーズ時間」です。
私たちが深くリラックスしている時、実は吐き切った後のポーズ時間が通常時よりも長くなっているのです。
これを逆手にとり、呼気後のポーズ時間を意識的に長くすることによって心身をリラックスすることが可能となります。
ストレスマネジメント呼吸法
それでは実際にストレスマネジメントのための呼吸法をご紹介します。
①まずは安定した坐法で座ります。(椅子に座るのでもOK)
②下腹部に両手を添えてそこに意識を向け、みぞおちをリラックスします。
③息を吐いて準備をします。
④4カウントで両手を添えている下腹部入れていくように鼻から吸います。
⑤8カウントで前かがみになりながら鼻からしっかり吐き切ります。この時肛門に徐々に力を入れます。
⑥吐き切ったら4カウント穏やかに呼吸を止めます。
これを1セットとして3〜4セット行います。
吐く呼吸を鼻から吐くのが難しい、あるいは息苦しさを感じる場合は口から吐くでもOK
吸う呼吸は鼻から吐くようにしましょう。また吸う呼吸の時には徐々に肛門の力を緩め姿勢を元に戻しましょう。
最後に
無意識に続いている呼吸。だからこそその重要性を忘れてしまいがちです。
しかし呼吸が変われば私たちの心と体は大きく変化します。
もしかしたらはじめは難しく感じるかもしれませんが、ヨガのポーズと同じく練習していくとうまく出来るようになってきます。
日々のご自身のケアに是非ストレスマネジメント呼吸法を取り入れてみてくださいね!
ライター/山下恵
ヨガインストラクター。サービス業に従事する中、知人の勧めでヨガを知る。人生の価値観を変化させていくヨガの力、そして人を繋げていくヨガの力に魅せられヨガ講師へと転身。自身もOdaka Yoga®︎やThaiVedicYogaBodyworkを通して学びを深めながら、今を感じる素晴らしさを伝えている。
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