「高齢になっても自分の力で排泄したい」をサポート|医師も認めるエクササイズpfilAtes™とは

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「高齢になっても自分の力で排泄したい」をサポート|医師も認めるエクササイズpfilAtes™とは

寺岡早織
寺岡早織
2020-11-02

「骨盤底筋」という言葉ももうずいぶん耳にするようになってきましたが、いまだに「骨盤底筋って一体何?」「どうやったら機能的にトレーニングできるようになるの?」「どうやっても意識できない」という疑問がまだまだあると思います。そんな意識しづらい骨盤底筋を簡単にそして効果的にトレーニングできるという噂のpfilAtes™のオンライン指導者トレーニングに参加してみました。

「骨盤底筋」という言葉も広く一般に知られるようになってきました。ヨガする人にとって骨盤底筋は「ムーラダーラチャクラ」や「ムーラバンダ」にも関係する大切な筋肉群。この骨盤底筋が機能しなくなると、ぽっこりお腹になってしまったり姿勢が悪くなるだけでなく、尿もれや骨盤臓器脱などの問題に繋がることもあります。

意識しづらい骨盤底筋

それだけ大切な筋肉群であるにも関わらず、効果的なトレーニング方法が知られていません。最も有名な骨盤底筋の体操が「ケーゲル体操」と言われるもの。この「ケーゲル体操」は、簡単に言うと「骨盤底筋を意識して、締めたり緩めたり、ホールドしたりする」というエクササイズ方法。この方法が決して悪いわけではありませんが、「意識して」と言われても意識しづらいのが骨盤底筋。そして使えているのかというのも分かりづらい。そしてできているかがわからないためやっていても楽しくない…というのが現状でもあります。

骨盤底筋の機能障害を持つ人ほど骨盤底筋トレーニングが必要なのに、その人たちは骨盤底筋を意識しづらいという矛盾。「意識できないからこそ機能障害を抱えてしまった、とも言えます。

そんな「意識しづらい」骨盤底筋を効果的に鍛えられるというのがpfilAtes™。2009年にアメリカで婦人泌尿器科専門医であるDr. Crawfordにより考案されました。Dr. Crawfordは骨盤底筋のスペシャリストであり、骨盤機能障害の外科的手術も担当しています。

アメリカでは40代女性の40%が何らかの骨盤臓器脱を患っているというデータがあります。骨盤臓器脱の外科的手術をしても、そのうちの1/3の人はその後再手術が必要になるそうです。Dr. Crawfordは、手術だけではこの問題を解決できないことを知り、機能改善と再手術の予防も兼ねてこのトレーニングを考案しました。

考案するにあたって、一般的なトレーニングやヨガ、ピラティスなどから100を超えるエクササイズを選び、EMG(筋電計)を使い、エクササイズ中の骨盤底筋群の収縮を検証。その中から最も効果的な10のエクササイズを抽出。これらのエクササイズを行うことで、骨盤底筋群を「意識」しなくても周りの筋肉群の収縮により、骨盤底筋が協働して働くという優れもの。これにより骨盤底を意識しづらい人でも効果的にトレーニングができるようになりました。

pfilAtes™の指導者養成トレーニングに参加して

以前から骨盤底筋トレーニングのpfilAtes™が気になっていたのですが、オンラインで指導者養成コースが行われるということを聞き、海外からも参加できるというので参加を決めました。主催は福岡と代官山に拠点を置くPilates Lab。オンラインの指導者コースには毎回50名程度の方が参加している大人気のコースです。

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オンラインでのpfilAtes™指導者養成コースの様子。

受講者のバックグランドは、ピラティス、ヨガインストラクターの他に、理学療法士、看護師、介護士といった医療従事者の方も多く参加。今や全世界に4,000人を超えるpfilAtes™認定インストラクターがいて、そのうち1/4の1,000人の指導者が日本にいます。指導者養成コース受講後は病院や介護施設、ヨガスタジオなどで指導に当たっています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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