【動画付】背骨を支える体幹をつくるワーク|「Odaka Yoga®」に学ぶしなやかな背骨
背骨の間隔が詰まり、固まった状態ではなめらかに動かしづらいもの。そこで「オダカヨガ」の、ポーズに無理なく入るための縦横全方向に背骨を動かすプレワークを学び、しなやかな背骨を手に入れて!
What's Odaka Yoga®とは?
日本の武道をきわめたイタリア人創始者が考案
武道の元欧州チャンピオンでもある創始者ロベルト・ミレッティ氏が考案。武道の教えから、常に丹田を中心に全身を伸ばす・集める動きを行うことで、「今ここ」に意識を置く大切さも体感。
本来の体の機能を取り戻すためのメソッド
オダカヨガの背骨プレワークは、頭で考えなくても流れのなかで筋肉や柔軟性が養われます。直線ではなく曲線的に体を動かすことが自然の摂理に合い、関節を無理なく動かせるように考案。
波のような曲線的な動きが 背骨のしなやかさを叶える
体と心にとって大切なエネルギーラインである背骨を、波をモチーフとして動かすオダカヨガ流メソッドを教えてくれた山下先生。
「オダカヨガの背骨ワークは、24個ある背骨の隙間を本来の隙間に整える効果があります。大切なエネルギーラインである背骨の隙間が保たれれば神経伝達がクリアに、背骨から派生するエネルギーが末端にまで行き渡ります。どれも海の波をモチーフにした曲線的な動きが特長で、練習することで自分が本来持っている機能を取り戻しながらヨガを快適に楽しめます!」(山下さん)
背骨を横に動かす|コアを強化するワークで背骨を支える体幹をつくる
背骨をスライドさせる「ローラー」は半円を描くような動きのワーク。こちらも背骨の横の側面にスペースをつくりますが、同時に丹田を意識することで、逆転やバランスポーズを安定させる体幹力も養えます。
HOW TO
安楽座で座り、まずは骨盤と背骨を立てた姿勢でスタート。
丹田(中心)とみぞおちを引き込み、尾骨から頭まで背骨全体を丸める。
丹田を中心にして、みぞおちを右斜め上に引き上げていく。
右斜め上へ伸びながら顔は左。頭頂・みぞおち・尾骨でCの字を。
みぞおちを引き戻しながら、丹田に戻っていくように上体を沈める。
丹田とみぞおちを引き込み正面に戻る。尾骨から頭まで背骨全体を連動させて。
次はみぞおちを左斜め上へ引き上げていく。
顔は右へ。背骨で反対のCカーブを描く。尾骨をみぞおちと反対に向けることで脇腹の腹斜筋を刺激。
再びみぞおちを後ろに引き戻し、丹田に戻るように上体を沈める。
丹田とみぞおちを後ろに引き込んだら、最初に戻り、左右3回繰り返す。
動画で見ると…
バランスポーズに応用すると...
丹田を常に意識しながら背骨を動かしバランスをとることでコアが強化。片脚立ちになっても背骨を真っすぐ支えて引き上げられるように。
これはNG
背骨を真っすぐ支える体幹力がないと、「木のポーズ」などで軸がずれてしまいグラグラに。
教えてくれたのは...…山下 恵先生
ヨガスクールにてインストラクター養成コースを担当し300名以上のヨガインストラクターを輩出。現在はオダカヨガ講師として活躍中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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