背中ニキビにも効果的!今、注目のエコアイテムとは?
背中は目が届きにくいパーツなだけに、お手入れが難しいパーツ。ヨガウェアを着た時、視線が気になってしまうことはありませんか?背中の皮脂が活発になることによってできてしまったニキビは、化学繊維素材のウォッシュタオルなどでひっかいてしまう化膿して治りが遅くなり、場合によってはシミになって残ってしまうことも。そこで、背中ケアに適したアイテムをご紹介します。
一度使い始めると手放せない天然の抗菌力を持つ「竹布」
竹から生まれた「竹布」。敏感肌でも使えるほどとても柔らかい素材で「これが竹からできた布なの?」と驚くほど。抗菌性・消臭性・抑電性があるので、まさに背中を洗浄するタオルに適しています。肌に優しい洗浄剤をよく泡立て、竹布に馴染ませてから肌を刺激しないように背中を洗いましょう。
竹布の使用後、常に湿度が高いバスルームに竹布を乾かしておいても菌が繁殖しないので、いやな臭いが発生しにくく、清潔な状態を保つことができます。
ネットで竹布を検索すると、様々な竹布製品が見つかります。ぜひお気に入りを手に入れてみてください。
竹は、究極のエコ素材
竹は、プロダクト製品の素材として大変優秀です。2~3年という短い期間で成長する生命力あふれる植物で、7~8年で新しい生命と交代します。一方、何十年もかけて成長する木は一度伐採すると再び成長するまで長い年月を要します。また、竹は 肥料や農薬を必要とすることないので、無駄なコストがかかりません。
プラスティック製品に替わる竹製品に注目
世界の海には毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられており、その海洋ゴミを食べた魚は私たちの体内にも入っていき、人間の健康にも害を及ぼすと言われています。
私たちひとりひとりが、できるだけ自然にかえすことができる素材を用いた製品を選び、大切に使うことで少しずつでもゴミを減らす生活を長く続けていくことが大事ではないでしょうか。環境保護の意識が高まる中、ひとつの方法として、竹製品の良さが見直されています。
竹は、繊維に弾力があり加工がしやすい上に抗菌作用があるので、食品を包むものにも使われています。竹かごのお弁当箱は、理にかなった製品。軽くて丈夫、いいところばかりです。また、今、世界中で買い求める人が少しずつ増え始めているのが、竹の歯ブラシです。軽くて清潔な上、落ち着いた色味も良い感じです。
日本では昔から大切にされていた竹素材
昔の人々の生活の中で使われ続けていた身の回りのものは、生活の知恵が生かされていることが多いということに、改めて気づかされます。
おにぎりを包む時に竹の皮を使うなど、体に直接触れる製品に竹が用いられることが多かったのは、その抗菌効果を利用していたからなのかもしれません。みなさんもぜひ、竹の製品を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ライター/栗尾モカ
漫画家 / コラムニスト 横浜育ち、シンガポール在住。美大デザイン科卒業後、国際線CAを経て出版社へ。人気女性fashion誌で10年、教育メディアで5年企画・執筆を担当。シンガポール移住後、女性向けmediaをローンチ。旅先のBali島でYOGAに出逢ってから、心身を整えるライフワークとしてのYOGAに魅了され、VYASA Yoga SingaporeのYoga Instructor Certificate Courseに毎日通学中。また、アーユルヴェーダを学んだインド人料理研究家から身体に効くspice&cookingを学んでいる。モダン&スタイリッシュ、女性の毎日が輝くようなアイデアを盛り込んだIndian culture bookを出版することを目標に、YOGAとcookingに励む日々を送っている。著書は『サロン・ド・勝負』(KADOKAWA)『女のネタ帖』(学研)など。
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