友達が多い方が良いはウソ?心理学的な根拠とは

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友達が多い方が良いはウソ?心理学的な根拠とは

南 舞
南 舞
2020-05-22

『友達は多い方が良い』世の中にはそんな風潮があるかもしれません。でもそれって本当?臨床心理士である筆者が心理学的に解説します。

友達ってたくさんいないといけないの?

『友達はたくさんいた方が良い』『つながりが多い方が良い』など、社会的には友達や人とのつながりが多い方が良いという価値観を持つ人が大半かもしれません。特にSNSの普及により、これまでよりもたくさんの人と繋がることができるようになりました。そういった状況の中で、『私は友達少ないかも』『SNSのフォロワーも少ないし』と不安や焦りを感じ、周囲の目を必要以上に気にする方もいるのではないでしょうか?しかし、その価値観を覆す【交友関係を維持できる人数には限りがある】という説があるのをあなたは知っていますか?

人間関係にまつわる数字、ダンバー数とは?

人間関係にまつわる理論として【ダンバー数】というものがあります。1993年にイギリスの人類学者であるロビン・ダンバーが提唱した理論で、人が安定した関係を維持することが可能な人数のこと。ダンバーが平均的な人間の脳の大きさから算出し、アンケート調査を行ったところ、『安定して付き合える人数は最大150人程度』という結果が明らかになったそうです。これはんな名前で、どこで出会って、何をしているか」を答えられる知り合いの数といっても良いかもしれません。そして、その150人程度もさらに4段階に分かれ、この階層が上がっていくにつれて友人の人数は増えていきますが、関係性は薄れていくと言われています。

第0階層:3~5人

どんなことでも話し合えるような親密な友達

第1階層:12~15人

月に1回以上連絡を取ったり、会うような友達

第2階層:45~50人

距離のある友達・知り合い

第3階層:150人

友達の限界であるダンバー数

さらにダンバーによると、150人の中に新しい人が入ってきた場合、誰かを押し出す必要があるのだそう。つまりその時の自分の置かれた状況によって人間関係も整理していく必要があるということです。言葉だけ聞くとドライに感じてしまうかもしれませんが、入学や就職、結婚や出産など人生のステージが変わっていけば、人間関係が入れ替わって行きますよね?それと同じことなのかもしれません。

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