【ヨガ動画】鬱々とした気持ちを晴れやかに!心をポジティブにするヨガ
制限された生活を送る中で、気持ちが沈みがちな人にヨガインストラクターの長島千比呂さんが「心をポジティブにするヨガ」を伝授。コロナ禍の今こそ、心と体を健やかにキープしましょう。
落ち込んだ気持ちを、心でコントロールするのは難しいもの。「心と体は繋がっています。心をポジティブにするには、体からのアプローチするのが効果的ですね」と長島さん。特に、鬱々とした気分を解消するには、後屈のポーズがおすすめ。胸を開くことで心が解放され、前向きな気持ちになれるそう。さっそく試してみて。
体を大きく広げる後屈ポーズが心を明るくするカギ!
後屈のポイントは、上背部まで反らすこと。腰だけで動くのではなく、背骨の上の方までアーチを描くことを意識しましょう。
やり方とポイント
1.四つん這いになり足先を立て、吸う息で胸を開いてアップキャット。吐く息で脇を閉じ、肘を後ろに引きながら上半身を下げ、胸と顎をマットにつける。余裕がある人は、お尻の上で両手を組み、こぶしを持ち上げ、上背部をさらに刺激。
チャイルドポーズになり、両手を前に伸ばして両脇、背中、腰を伸ばし、吐く息で脱力。
2.四つん這いになり足先を立て、かかとを後ろに押し、肘を床につく。手のひらと肘でマットを押し、アップキャットのように胸を開く。さらに、両手を前に伸ばして額をマットにつける。余裕のある人は額を浮かせ、顎と胸をマットにつけて数呼吸キープ。
チャイルドポーズになり、両手を前に伸ばして両脇、背中、腰を伸ばし、吐く息で脱力。
3.四つん這いになる。左手の甲をマットにつけて右側へすべらせ、左肩とこめかみを床につける。右手でマットを押し、お腹の力で体を支えられる人は右手を上げ、胸を右に開いて数呼吸キープ。右手を戻し、左手を抜いてチャイルドポーズに。両手を前に伸ばして両脇、背中、腰を伸ばし、吐く息で脱力。反対側も同様に。
4.膝立ちになり、足の甲を床につける。腰の低い位置に、指先を下向きに両手をあてる。吸う息で胸を引き上げ、吐く息で肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せる。できる人は指先を上向きにし、吸う息で、さらに胸を引き上げ、吐く息で肘を後ろに引く。次の呼吸で頭を後ろへ倒し、ウシュトラアーサナになり数呼吸キープ。ゆっくり上体を戻し、チャイルドポーズで両手を前に伸ばして両脇、背中、腰を伸ばし、吐く息で脱力。
5.もう一度、ウシュトラアーサナをとる。余裕がある人は後屈とともに、吸う息で左手を体の前から頭の後ろへ動かして後屈を深め、吐く息で戻す。右手も同様に。チャイルドポーズになり、両手を前に伸ばして両脇、背中、腰を伸ばし、吐く息で脱力。これを2回くり返し、必要であれば、そのままチャイルドポーズ、またはシャヴァーサナでリラックス。
後屈を中心とした10分ほどのアーサナを行うと、上背部が強力にほぐされ、硬く縮んでいた胸が自然と開いて胸のつかえがとれたような気分に。軽やかな体が、ポジティブなマインドを引き出してくれるようです。長島さんが指導するYouTubeチャンネル「kSaNa Yoga Scool【クシャナヨガ】」では、石垣島の自然に囲まれたスタジオやビーチヨガなども今後、さらに配信予定。ぜひ、チェックしてみて!
教えてくれたのは...長島千比呂さん
定期的に南インドに渡印し、高名なヨガマスターであるSwami Santhiprathada に師事し、インドの伝統的なヨガのスタイル、Siva Raja Yogaを学ぶ。kSaNa Yoga School を主宰し、Siva Raja Yoga をはじめ、Swara YogaやKriya Yoga などインド伝統ヨガを日本に伝えている。インドでのTTCアシスタントなどの経験を経て、日本でディレクターティーチャーとしてTTCを開講。初級TTC200(ヨガアライアンス認定200時間インストラクター)、上級者TTC300(全米ヨガアライアンス認定300時間インストラクター)を開催し、多数の卒業生を輩出。2015年から沖縄石垣島へ移住し、Yoga Retreat Village, kSaNaを開設。国内外でのヨガリトリートに力を注いでいる。
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