「あぐらで膝が下りない…」硬さのチェック方法と改善のためのストレッチ3つ

 「あぐらで膝が下りない…」硬さのチェック方法と改善のためのストレッチ3つ
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-04-03
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あぐらに関わる筋肉3つ

股関節の柔軟性が乏しいとあぐらがやりにくい場合があります。股関節は球関節の構造により、屈曲、伸展、外転、外旋、内転、内旋という6つの動きがあり、広範囲に動くことが可能です。その中でもあぐらをかく際に必要になってくる作用は屈曲と外旋と外転です。その動きに関わる筋肉は以下の3つです。

●大腿筋膜張筋

●大臀筋

●中臀筋

これら3つは、すべて骨盤まわりの筋肉です。大臀筋、中臀筋はお尻にある筋肉で、一般的に股関節を開く作用(股関節の外旋)があると言われています。しかしながら、最近の研究により足を上げた状態(股関節の屈曲が90度)では、大臀筋、中臀筋は股関節を開く作用より、むしろ股関節を閉じる作用(股関節の内旋)のほうが強いということがわかりました。よって、大臀筋、中臀筋はあぐらの動作の際に股関節を開く作用(股関節の外旋)を制限する要因になるのです。つまり、お尻の筋肉が硬いとあぐらがやりにくいということになります。 

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