心と体に「ゆとり・スペース」を!ヨガで心の不安定を防ぐために心がけたいこと
体にスペースを
背骨
猫背になって胸が縮こまらないように(イラスト中央)。反対に胸を張りすぎてお尻が後ろに突き出て腰のスペースをつぶさないように注意しましょう(イラスト右)。頭頂まですっと伸ばして背骨の自然なS字のカーブを保ちます(イラスト左)。良い姿勢を保つことは心地良い呼吸をする上でも大切です。
首
仰向けの時や上半身を起こしている時に顎があがっていませんか?軽く喉元にひいて、首の後ろに自然なスペースを作りましょう。また、肩が耳に近づきすぎていないかにも注意です。耳から遠ざけて力を抜き、首の両側を少し長く保ちます。
顔
ポーズを頑張ると気がつかないうちに顔も緊張してしまいます。顔の皮膚全体をゆったりさせて時々表情にも気をつけてみましょう。鏡がある場所でヨガをする時は、体だけでなく自分の顔を時々チェックしてみるのも良いでしょう。眉間や口のまわりは特に力が入りやすい場所なので気をつけて。
ヨガのポーズ(アサナ)について、『ハタヨガの真髄 - 600の写真による実技事典』では「気持ちのよくなるアサナを行いつづけると、それが精神的な安定をもたらして心の不安定を防ぐことができる。」と説明されています。ここにあげたポイントの中ですぐに実践できそうなものを早速取り入れてみませんか?
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。Instagram:@kayoko_yo
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