ぽっちゃり女子のための「カービーヨガ」入門
ヨガは自分の体のよさを理解し、体の感覚を味わうのに効果的な方法であることがわかっている。ゲスト・ジェリーによれば、この10年間にヨガのクラスに太めの人が増えたという。「クラス全体に配慮すれば、結局みんなが満足するということを実感しているインストラクターが増えてきています」とゲスト-ジェリーは話している。今よりもっと気持ちよくヨガを行うために、ゲスト-ジェリーのアドバイスを参考にしよう。ポーズのなかに心地よさを見つけ、最終的には自分の体をありのまま肯定することにより受容する心を生み出せるように考えられたアドバイスとなっている。
アンナ・ゲスト・ジェリーによるカービーヨガの発想
この機会を利用して、あるがままの体と対話をしてみよう。そして、心も含めて全身がこの練習に参加するよう働きかけてみよう。以下のシークエンスには、全体を通して幾つかの選択肢があり、自分に最も適した動きを選ぶことができる。ここで学んだことを、ほかの似たポーズを練習する時にも応用しよう。シークエンスを始める前に、マットの上で座位の姿勢を取り、両手を心臓の上に当てよう。自分のペースで少なくとも5回呼吸し、心臓の鼓動と手とがつながっているのを感じよう。両脚とお尻がマットに接触しているのも感じてみよう。この身体的な感覚を使って、意識のなかに入っていこう。このように自分の存在を感じるところから、ヨガの対話を始めることができ、自分の体が求めているものに興味をもてるようになる。ヨガを利用して受容する心の礎を築こう。そして、自分の体に寄り添って自分の体を肯定し、今の体の要求に応じていこう。
1.アドームカシュヴァーナーサナ(ダウンドッグ)からウッターナーサナ(立位前屈)へ:A
ダウンドッグから右足を前に踏み出してみよう。両手の間でも、右手の後ろでもかまわない。この動きが難しい場合は、次のふたつの方法を試してみよう。もっと動きやすくなるはずだ。
ダウンドッグから両膝を床に下ろして四つん這いになる。左膝の方に少し体を傾けて、右足を右手の外側に踏み出す。そこから腰を引き上げ、左足を右足の横に踏み出して、立位前屈に移る。
2.アドームカシュヴァーナーサナ(ダウンドッグ)からウッターナーサナ(立位前屈)へ:B
もっと素早く立位前屈に移りたい場合や、四つん這いになれない場合は、このバージョンを試してみよう。
ダウンドッグから右脚を引き上げ、右足を右手の外側に下ろす(一回でできなくてもかまわない)。そこから、左足を右足の横に下ろして(やはり一回でできなくてもいかまわない)、ウッターナーサナに移る。
このほかの足を前に踏み出すポーズでも、以上の方法によって力と空間と可動性を手に入れよう。
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