POSE & BODY
背骨は正しく回旋できている?解剖学的な断面「水平面」を理解しよう
3つの解剖学的な断面上(矢状面、前額面/冠状面、水平面/横断面)の動きを理解すると、体の癖やアンバランスな部分に気づきやすくなり、ヨガ練習だけでなく日常においてもより意識的に動けるようになる。今回は、体を上下に分断する「水平面(横断面)」の動きと起こりやすいゆがみについて。
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体を上下に分断する「水平面(横断面)」
これまでと同様に、ガラス板でおへその位置から体を上下に分断すると想像しよう。水平面上では内旋(内側へのひねり)、外旋(外側へのひねり)の回旋運動が起こる。
たとえば、ほかの車線に入る前にバックミラーを見ようと頭を回すときや、チャビー・チェッカー(60年代にツイストブームを起こした歌手)のツイストダンスをするときの動きだ。ヨガでは、アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)やパールシュヴァシールシャーサナ(体側を伸ばすヘッドスタンド)で背骨をねじる動きや、ヴィーラバッドラーサナⅡ(戦士のポーズⅡ)に入るときに寛骨臼から片脚を外旋させる動きがこれにあたる。
水平面上で動く2つのヨガポーズ
1.パリヴルッタトリコナーサナ(ねじった三角のポーズ)
観察のポイント:背骨全体が回旋しているか?
2.アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)
観察のポイント:背骨全体が回旋しているか?
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