意識的に動くために|解剖学的な断面「3つの面」を理解しよう
3面の意識を練習に取り入れよう
解剖学的なこれらの面に親しんで、可動域(あるいは教える技術)を広げよう。
ステップ1
好きなポーズと苦手なポーズを10個ずつ選んでリストをつくろう。家ではどのポーズを好んで練習し、どのポーズを避けているだろうか。
ステップ2
リストにあげた各ポーズの主な動きはどの断面で行われているだろうか。
ステップ3
最も心地よく動ける断面と、最も不快な断面をあげてみよう。
ステップ4
苦手な断面を含むポーズのリストをつくり、週に何回かそれらのポーズを練習する計画を立てよう。そのポーズは自分にとって難しい? それとも簡単? 苦手な断面での動きを含むポーズばかりを練習するとき、どんな感じがするだろうか? 興味深く探求しよう。
ステップ5
あまり好きでないポーズを2週間練習した後に、さらに深く自問してみよう。今まで避けていた動きを練習することで何が明らかになったか?(ポーズについて言っているが、人生で避ける傾向があるものについても考えてみよう)。ヨガを教えている人は、普段よくやっているシークエンスについても同じステップで見直してみよう。クラスでよく教えるポーズやテーマについても考えてみよう。どの断面での動きを使うことが多いだろう?また、もしあるとすれば、どの断面での動きが少ないだろう? 自分が好きな断面を教え、苦手な断面を避ける傾向はあるだろうか?
ヨガを教えている人も、家でヨガの練習している人も、普段あまり使っていない断面を含むポーズを取り入れたシークエンスをつくってみよう。それらのポーズを練習する(あるいは教える)とき、どんな気分だろうか?あまり使っていなかった断面での動きを数週間練習した後、体にどんな感覚があっただろうか?体の感覚がより強まっただろうか?3つすべての断面上でバランスよく動けるようになっただろうか?これらのシンプルな自問を繰り返すことで、感覚が目覚め、体を全体で感じられるようになるだろう。
教えてくれたのは…アニー・カーペンター
サンフランシスコ在住のヨガティーチャーで、指導者の育成も行っている。また、SmartFLOWメソッドの考案者でもあり、世界中でクラスやワークショップ、200時間、500時間ティーチャートレーニングを実施している。
モデル…シンシア・シング
コロラド州ボールダー在住のヨガティーチャーでロッククライマー。カーペンターの生徒でもある。
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