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ダライ・ラマ法王の担当医講演レポート|エシカルリーダーのためのマインドフルネス
ダライ・ラマ法王第14世の担当医であり、大学教授、チベット仏教僧侶でもあるバリー・カーズィン氏が来日し、「エゴからエコへ〜エシカルリーダーのためのマインドフルネス」と題して2019年12月8日に東京・表参道のコンセプトスタジオvedaにて講演を行いました。
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現代社会と仏教
気候変動やエネルギー問題、プラスチックゴミ問題といった環境問題が騒がれ始めた昨今、人間や地球の未来はどうなるのか?と私たちの気持ちも乱れがちです。そんな現代社会において私たちひとりひとりが仏教の教えをどう活かしていけばいいのか?というのが今回の講演のテーマでした。
バリー・カーズィン氏は元々は米国で西洋医学の医師となり、その後仏門に入った方。私たちの置かれている世界の状況も理解しながら、慈悲と智慧、そして今私たちがすべきことについて優しい眼差しで語ってくれました。
慈悲と智慧
バリー氏は、これからの地球環境を考える上で、自分だけではなくすべての人の住まいである地球をケアすることは他人への慈悲であり、自分の子供の未来だけではなく、友達の子供、世界中の他者の子供を気にかけるということは倫理的な問題であると話しました。その上で、身近で今できることを探すのが仏教の智慧です。
・クリーンエネルギーを使う
・クリーンエネルギー事業に投資する
・勤め先の購買をグリーンエネルギーにするために経営者や関連部署と話す
・エコバッグを使う
・家を出るときに電気を消す
・灰と粘土から作るセメントで二酸化炭素を減らす
・じゃがいも、さとうきび、藻などからできる代替品でプラスチックゴミを減らす
上記などが挙げられます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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