POSE & BODY
膝の仕組みと負担をかけない動かし方|ためになる解剖学的知識
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「膝前部」の仕組み
結合組織がどのように膝の動きを助け、体重を支え、緊張に対処しているのか理解して、けがを防ごう。
半月板
Cのような形状をしていて、大腿骨と脛骨の間でクッションの働きをしている。また、脛骨高原の厚みを増すことによって膝の安定性を高めている。特に、内側半月板は関節包にしっかり付着していて、横滑りと回転に耐えることができる。左右の膝に半月板が2つずつある。
前十字靭帯
丈夫なバンジーコードのように、脛骨が大腿骨から大幅に滑るのを防いでいる。膝をねじる動きによって過度に伸びたり損傷したりするため、膝の中で最もよく損傷する部分となっている。多くのヨガのポーズによって危険にさらされる部分である。
内側側副靭帯
膝が内側に崩れるのを防いでいる。また、前十字靭帯と共に、脛骨が前方に過度に滑ることを防ぐ働きもしている。通常、サッカーのように激しくぶつかり合ったり、突然方向転換をしたりすると損傷する。ヨガのポーズではあまり損傷しないが、膝を曲げた姿勢で体の正中線に合わせようとして膝をゆらすのは避けよう。膝を屈曲しているときは、足の第2指と第3指の間に膝頭を合わせよう。
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