親しい人が「うつ病」になったら?知っておきたい症状と対応方法

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親しい人が「うつ病」になったら?知っておきたい症状と対応方法

南 舞
南 舞
2019-12-13

うつ病と聞くと皆さんはどんなイメージがありますか?うつ病といっても実はさまざまな症状が現れると言われており、あなたの身近にも当てはまる人がいるかもしれません。そんな時にどう対応していくと良いか、臨床心理士である筆者がお伝えします。

うつ病にも種類がある?その違いとは

今や心の風邪」と呼ばれるくらい、誰にでも起きる可能性が高いと言われているうつ病。脳内にあるセロトニンやノルアドレナリンなどの心のバランスを保つ物質が減ってしまうことによりエネルギーが欠乏し、主に「強い憂うつ気分・意欲の低下・眠れない・疲れやすい」などの症状が現れると言われます。実はうつ病の種類によって症状にも微妙な違いがあることを知っていますか?今回は2種類のうつ病について取りあげます。

1.メランコリー型うつ病

・「従来の典型的なうつ病」と言われるタイプのうつ病
・仕事や人間関係などへの過剰適応によって、エネルギーが枯渇した状態
・精神症状は一切気分が晴れない、気分の落ち込みは朝がピーク、過度の罪悪感など
・身体症状は食欲不振や体重減少、眠れない、早朝に目が覚めるなど

2.非定型うつ病

・「新型うつ病」「現代型うつ病」などと呼ばれる新しいタイプのうつ病
・20代から30代の女性に多い
・気分の落ち込みがベースにあるが、楽しいことやストレスを感じない事に対しては気分が上がる(気分反応性)
・精神症状としては遊ぶ時などは一時的に気分が良い、他人を責める思考
・身体症状としては過眠、過食、身体が鉛のような重さがある

メランコリー型うつ病と非定型うつ病。基本の症状は同じなのですが、大きく違うのは「気分が一時的にでも上がるか上がらないか」「睡眠と食欲の状態がどうか」というところ。非定型うつ病については、その症状の特徴から「わがままである」と思われてしまうことがあり、ついつい「もっと頑張ってみたら?」「やる気あるの?」などと言われて傷ついてしまうということも。

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