アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ヨーガスートラを読もう後編#31】
待ちに待ったルチカ先生のレッスンは「むむ…び、微妙…」
実はルチカ先生のアーサナのレッスンを受けるのは、これが初めて。RYT200の時も、哲学担当ルチカ先生、アーサナ担当プラカーシュ先生と分かれていました。「どんなアーサナをやるのだろう?」「そもそもルチカ先生って体動くんかな?」と、みんなワクワクしながらヨガホールへと向かいました。
結論から言うと、「ん?なんじゃこれ」「あんま面白くないな」というのが、レッスンを受けた正直な感想でした。その日の指導は、「ゆっくり丁寧に痛みを感じない範囲で、太陽礼拝を目をつぶったまま行う」というもの。1時間、ただそれだけ…。
思わず「また太陽礼拝かーい‼」と、心で突っ込みを入れてしまいました。だって、インドに行ってからというもの、毎日約24セット太陽礼拝を続け、時には30分間で300セットやらされたり1ポーズで12呼吸とったり、太陽礼拝の日々にはウンザリ&マンネリを感じていたので…。
そんな失礼な感想を抱きつつも、ゆっくりじっくり動くのが好きになったゆうすけ。今ならその狙いもわかります。
そもそもヨーガスートラは、一つ一つの文節が非常に簡潔で言葉が削ぎ落とされたもの。「アーサナ(座法)とは安定していて快適なもの」と一行で述べられていますが、そのためには安定して快適に座れるからだが必要。そのためには、基礎体力・バランスのとれた筋肉なども必要ですし、瞑想に向かうためには集中力・持続力も必要です。たった一行の実現に必要なことはいろいろとあるわけです。ルチカ先生が提案してくれた方法は、それらを培ってくれます。
おそらく、自分の体に集中して研ぎ澄まされた状態で行われるアーサナは、解剖学的にも生理学的にも正しい動きと効果をもたらしてくれるのではないでしょうか。それが体の声を聞くということでもあるのだと思います。ヨガは、本来あるはずの姿や幸せに気づいていくこととも言われます。アーサナ・身体的な面でいえば、本来持っている体の機能を取り戻すことでもあるのでしょう。だからこそ、形にとらわれすぎず、自分の体に効果的なポーズを選んでいきたいものです。
ま、この頃の僕といえば、「なんで開脚できないんだよー!」「逆立ちいきなりできるようになんねぇかなー」なんてことばっか考えてましたけどね(笑)。そんなゆうすけ氏の体は、RYT500の合宿を経て、変化は現れたのでしょうか?次回、ビフォーアフターを紹介したいと思います!
RYT500も終盤。ということでインド修行記として綴ってきたこの連載も、あと少しで終わりを迎えます。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
それではまた。NAMASTE‼
本田ゆうすけ
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