「他人といるのが疲れる…」と感じた時に試したい3つのこと
人と会ったり、大勢がいる場所にいるところに行くのが億劫に感じていませんか?そんな時にできることを臨床心理士である筆者がお伝えします。
「人がいるところに行きたくない」「親しくない人と一緒にいると疲れてしまう」など、そんな風に思うことってありませんか?誰とでも親しくできる人もいる中で、自分は違う…そう思っているとしたら、こんな心理が働いているのかもしれません。
なぜ人と一緒にいると疲れるの?
人の意見に合わせすぎてしまう
特に職場のような協調性が求められる場所だと、「空気を読まないといけない」という気持ちになりやすく、必要以上に自分の意見を言いづらくなります。また、時には自分の気持ちに嘘をついているような感覚に陥ることもあるかもしれません。過去に「年上・目上の意見は絶対」という雰囲気の中にいたり、自分の意見を言ったことで周囲から孤立してしまった経験があったりすると余計に自分の意見を言えなくなってしまうのかもしれません。
周囲にどう思われるか気になりすぎる
「周囲の反応に敏感になる」ことも人といると疲れることの原因かもしれません。特に周囲の反応に対してマイナス・ネガティブに考えてしまう人はより人にどう思われるかが気になってしまうでしょう。背景には、「自分への自信のなさ」「自分に対する否定の気持ち」があり、「自分は相手に嫌な思い、不快な気分にさせてしまう」と捉え自分を責めることで人との関わりに疲れを感じてしまうのかもしれません。
「べき思考」が強い
物事に対して「○○すべき」「△△であるべき」と考える思考のことを【べき思考】と言いますが、この【べき思考】が強すぎると自分を苦しめることになります。相手に対しても「こうあるべきなのに、どうしてできないんだろう?」と思い、怒りやストレスを感じやすくなるので、結果人と一緒にいることに対して疲れてしまうのかもしれません。
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