腰が反る、軸がブレるetc.初心者が陥りやすい「やりがちポーズ」改善法

 腰が反る、軸がブレるetc.初心者が陥りやすい「やりがちポーズ」改善法
Shoko Matsuhashi

初心者が陥りやすい「やりがちポーズ」。知らずに続けていると、上達のさまたげになるだけでなく、ケガの原因になってしまうことも。そうならないために、NGポイントを徹底研究して効果的な動きを身につけましょう。

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やりがちポーズは体に負担がかかる

「誤ったポーズは、体の機能と構造に反した動きが多いので、知らずに続けていると、体を痛めることにもつながるんです」と中村先生。ヨガの効果が得られないばかりか、体にも負担をかけてしまうとは。でも、自分の動きの間違いに気づくことはそう簡単ではありませんよね。

「形だけ真似をしている間は気づきにくいかもしれません。姿勢・体に意識を向けないと見えてこないものだから。足や腰の位置にフォーカスするなど、自分に意識を向ける練習をしてみてください。これはヨガの〝内観〞にも通じます」(中村先生)

とはいえ、初心者は自分の動きを観察するだけの余裕がありません。そんなときは先生のアドバイスに耳を傾けることだと中村先生。「首を伸ばして」「肩を下げて」など、先生が修正法を教えてくれているはず。それ
にしたがって動きの質を上げていきましょう。今回は、即実践できる修正法をご紹介。自分の動きを観察する練習も始めてみましょう。

やりがちポーズ改善法まとめ

「椅子のポーズ」で腰が反ってしまう時は

「ねじった安楽座」で軸がぶれないコツ

「体側を伸ばすポーズ」で安定感を高める方法

「チャトランガダンダーサナ」でお腹の力が抜けちゃう…を改善

「戦士のポーズⅠ」のやりがちポーズ改善法

「橋のポーズ」のやりがちポーズ改善法

教えてくれたのは…中村尚人先生
理学療法士、ヨガインストラクター。UTLにて長年ヨガの解剖学講師を担当。医療とボディーワークの融合、予防医学の確立を目指し活動中。「TAKT EIGHT」主宰。3月にヨガシナジーTTレベル2参加のため渡印。4月8日にTAKTEIGHTでWSを行う。

モデル…愛甲千笑美さん
モデル。宮崎県出身。現在、『with』『CanCam』『Oggi』など数多くの女性ファッション誌で活躍。 TBS「ビジネスクリック」木曜日レギュラー。小学・高校時代の7年間でバレエを習う。特技は韓国語と英語。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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photos by Shoko Matsuhashi
hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
text by Yasuko Ito
yoga Journal日本版Vol.52掲載



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