奉仕のヨガ「カルマヨーガ」とは|佐賀県ボランティア活動を通して感じたこと
日本語・韓国語・英語・スペイン語が堪能、世界中を飛び回り、旅をしながらヨガを指導する、福岡「YOGABREEZE」のディレクターであり、NY発の「ジヴァムクティヨガ」のアドバンス指導者ヒッキーことパク ヒキさんの連載。今回はヨガマットの外で実践する奉仕のヨガ、カルマヨーガについて考えてみましょう。
マットの外で「気づき」を得るヨガとは
最近は地球温暖化による気候変動により日本にも自然災害が増えてきており、次々といろんな地域で自然災害に遭遇された方々のことや復旧作業にボランティアの力が必要だということをニュースでよく聞きます。
私自身も少し前、隣の県である佐賀県で集中豪雨による水害によるボランティア募集を聞いて、参加してきました。そして感じたことは、自分一人の小さな力でも、誰かの役に立つことができると信じてボランティアに興味を持って実際に参加してみると、助けになるだけでなく、実は自分自身も沢山の気づきを得ることができます。
実はこういった活動は、4種類のヨーガの一つ「カルマヨーガ」の実践に繋がります。
4つのヨーガとは?
そもそも「Yoga ヨーガ」と言う言葉の意味は「全てが完全に調和し繋がり、全てが満ち足りていて心の揺らぎや動きが止まった状態」。そして、ヨーガのゴールはありとあらゆる存在たちとのワンネスOnenessに気づき、悟りを開くこと。それはアプローチの方法によって大きく4つの種類に分けられます。
1つ目は、もっとも多くの方々が実践している「ハタヨーガ Hatha Yoga」。陰陽のエネルギーを調和させるヨーガでアサナの練習やプラナヤマも含まれます。
2つ目は、知識の探求によって悟りを目指す「ニャーナヨーガ Jnana Yoga」。
3つ目は、キルタンなどを歌い続け神への献身を実践する「バクティヨーガ Bhakti Yoga」。
4つ目が、奉仕のヨガ「カルマヨーガ Karma Yoga」。
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