股関節に負担をかけずに太陽礼拝を行う方法

JOE HANCOCK

股関節に負担をかけずに太陽礼拝を行う方法

ヴィニヨガとは、国際的なセラピストであるロビン・ローゼンバーグが考案したヴィニヨガの太陽礼拝は、膝を床について行うスタイル。股関節に負担をかけずに行えるので、ぜひやってみよう。

ワシントン州フォール・シティのエッセンシャル・ヨガ・セラピーのディレクターを務めるロビン・ローゼンバーグは、認定ヨガセラピストとして、初心者から熟練の指導者まで、故障を抱えた多くのヨギたちを診てきている。何が原因で不調をきたしたか? 太陽礼拝だ。「太陽礼拝は、フライドポテトのようなものです。塩味も歯ざわりも甘味も、すばやく味わうことができます。でもポテトを食べ過ぎた時と同様、無自覚に動きを繰り返していると、やがて深刻な問題に至ることがあります」。
彼女が診るヨギーに多く見られる怪我の1つは、肩帯を支える4つの腱の複合体である腱板の損傷だ。「もはや私たちは腕を使う肉体労働をあまりしないため、ほとんどの人の上半身はとても弱いです」とローゼンバーグは言う。「それなのに、ヨガクラスに行って、いきなり太陽礼拝で、手首と肘と肩で何度も体重を支えるので、関節が文字通りすり減ってしまうのです」。彼女は生徒たちに、少しでも違和感や疲労感を感じたら、無理をしないで代用のポーズをとるようにすすめている。「太陽礼拝を5回行うのがやっとなら、そこから始めてください。伝統的なヨガの教えは、太陽礼拝を108回やり遂げることでも、格好良く見せることでもなく、正直で、偽りなく、真の姿であることです」。
ローゼンバーグは、荷重や関節に負荷がかからない、床の上で行うヴィニヨガ太陽礼拝を考案した。「一歩下がって、感覚を観察するためです」とローゼンバーグは語る。「スタンダードな太陽礼拝が、万人にベストな練習だと確信しているヨガ指導者は多いですが、特に、初心者や、ホルモン変化のために関節の安定性が低下してくる中高年の女性のために、より安全に快適に行う方法はいくらでもあります」。通常の太陽礼拝を練習したい人も、ローゼンバーグのシークエンスによって肩のウォームアップができるので、より安全にチャトランガからアップドッグ、ダウンドッグへの移行が行えるようになるだろう。彼女の太陽礼拝では、はじめにヴァジュラーサナで、両腕を大きく広げながら上にあげる。特に、デスクで1日中肩を丸めて座っている人にとっては効果的だ。ヴィニヨガは、個人の状態に合わせて行うヨガだが、この穏やかな反復練習は、多くの人に効くだろう。

Sequences by Robin Rothenberg
Photos by Joe Hancock
Model by River Cummings
Styling by Emily Choi
Hair&make-up by Beth Walker
translation by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.47掲載

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