好感をもたれる「聞き方」テクニック7つ|傾聴スキルを実生活で使う方法

 好感をもたれる「聞き方」テクニック7つ|傾聴スキルを実生活で使う方法
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石上友梨
石上友梨
2019-09-02
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まとめ返し

話の要点を短い言葉でまとめる方法です。相手が話した内容を短くまとめ返しすることで、「しっかり傾聴し、理解しています」という姿勢を相手に伝えることができます。また、話が遠回りになりやすい方のお話をまとめ返すことで、相手は思考がまとまった感じを覚えるかもしれません。少し高度な技術ですが、接客業など、人とコミュニケーションを取る職業の方はぜひ練習してみてください。

質問する

相手の話に関心を持ち、短めの質問を繰り返します。なるべく、「相手が聞いて欲しそうなところ」を質問しましょう。話の間が空いた時や、こちらに視線を送ってきたとき、話をもったいぶるそぶりがあった時は質問をしてほしいサインかもしれません。せっかく相手が気持ちよく話をしているのに、質問で遮ってしまって良いのか…と心配するかもしれないです。しかし、質問をすることで相手が休む間を与える効果もあります。

ミラーリング

相手の身振りや姿勢、声のトーンや独特の言葉遣いを真似することです。例えば、カフェで相手がコーヒーを飲んだ時にこちらも飲むことです。不自然にならないように、さりげなくやることがポイントになります。ミラーリングにより、相手に安心感を与えることができます。

今回は具体的な傾聴スキルをお伝えしました。ぜひ、友人関係やビジネスなど、人とコミュニケーションを取る際に活用してみてください。

ライター/石上友梨
臨床心理士/公認心理師 大学・大学院と心理学を学び、警視庁に入庁。職員のメンタルヘルス管理や、心理カウンセリング、スポーツ選手へのメンタルトレーニングなどを経験。ヨガや瞑想を本場で学ぶためインド・ネパールへ。全米ヨガアライアンス200取得。現在は認知行動療法をベースとした心理カウンセリング、セミナー講師、ライター、ヨガインストラクターなど、活動の幅を広げている。また、発達障害を支援する活動にも力を入れている。

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