夏の終わりが寂しいのは私だけ?寂しさのメカニズムと4つの克服法
酷暑と言われた今年の夏も段々と終わりに近づいてきました。毎年この季節になると、何となく寂しくなって、わけもなく落ち込んだり、不安になったり、やる気が出なかったり…。身に覚えがある人も少なくないはず。それは毎年繰り返されて風物詩状態かもしれませんが、その寂しさ、そろそろ卒業しませんか?夏の終わりにやってくる寂しさのメカニズムとは?どうやって乗り越える?今のうちにチェックしましょう。
夏の終わりが寂しいのはなぜ?
夏の終わりに感じる寂しさに、これと言った理由はないのかもしれませんが、心や身体と丁寧に向き合っている人、ちょっとした変化を敏感に感じ取る人、感受性豊かな人ほど、寂しさを感じるもの。どんなことが寂しさを引き起こすのでしょうか?
1.疲れ
夏は暑さで体力を消耗し、常に元気な人でも疲れを感じやすいもの。夏の終わりは、確実に日々の疲れが蓄積されている時期です。身体の疲れは心にもダメージを与え、気持ちの不安定さを招くことがあるのです。
2.過ごし方
夏は花火やお祭り、夏フェス、海、山、長期休暇、その他イベントが多い季節。浴衣でお出かけなど、気分が上がることがたくさんある時期。お気に入りの水着を着るためにダイエットやトレーニングに励み、夏をピークに頑張ってきた人もいるはずです。そんなイベントが段々に少なくなりアウトドアからインドアへ…。一人でいる時間も増え、なんだか心にぽっかりと穴があいたような気分になってしまうのです。
3.空・空気・自然
夏と言えば入道雲や真っ青な空が特徴的。一方涼しくなってくると、空の色も落ち着いた青に変わり、個性的な形の大きな雲はなくなります。力強さを感じる夏の空は私たちの心にもパワーを与えてくれるもの。対照的に、秋の空はよく言えば落ち着きがあるけれど、何となく物足りなさを感じてしまうのです。同様に、日の入りが早くなり、夜が長くなってくると「1日があっと言う間で何もできなかった!」という儚さを感じてしまうことも。セミの声もまた同様で、真夏に鳴くセミと夏の終わりのセミは明らかに異なるもの。その違いからも夏が終わることを意識せずにいられなくなるのです。自然と共存して生きる私たちは大気やとりまく環境から虫の声まで、ちょっとした変化を敏感にキャッチし、心に影響を与えているのです。
4.色
クローゼットの中を覗いてみてください。夏物はどんなイメージがありますか?明るい色の服が多いのではないでしょうか?一方、秋や冬のイメ―ジはどうでしょうか?渋めの色や落ち着いたトーンの服がメインになるはず。明るい色を身に着けると単純に気持ちも明るくなるもの。夏は身近なもの一つ一つが気持ちを上げる働きをしているのです。夏も終わりに近づくにつれ、街中のディスプレイは季節を先取りし秋色に変わります。目にするものの色彩の変化もまた、寂しさを引き起こす原因になっているのではないでしょうか?
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