ヨガで乳がん予防:乳房を健康にする12のポーズ
9.マッツヤーサナ(魚のポーズ)
乳房に及ぼすよい影響:これは胸を開くのに最適なポーズであると同時に、体の両側を伸ばすことができる支えられた後屈のポーズでもある。このポーズでは、しっかりした基盤、前腕が床を押す対抗力、全身を安定させる脚の力がそれぞれ作用して、プラーナを心臓と肺に送る。
[HOW TO] 仰向けになり、胸骨の中央から上体を引き上げて背中にアーチを作る。肘を曲げ、前腕と手の甲を床に押し下げる。つま先を伸ばし、体の両脇に息を吹き込む。
10.パリガーサナ(門のポーズ)
乳房に及ぼすよい影響:体側を伸ばし、リンパ排液を促し、胸の前面を広げ、背骨をねじる。
[HOW TO] 背筋を伸ばして座り、左脚を前に伸ばして、背骨を高く引き上げる。右膝を腹部の方に曲げて、90度右側に開く。両腕を上げて上体を右にねじり、左手を右膝に当て、右腕を背後の床に下ろし、背骨の垂直方向への引き上げを支える。背骨を長くして、目線を右肩越しに送り、5回呼吸する間この姿勢を保つ。次に、目線と背骨を前方に回す。左腕を左脚に沿うように下ろし、右腕を耳の横に伸ばし、肘を曲げて頭上に伸ばし、後頭部に右手のひらを当てる。息を吸いながら、頭頂部を左脚の方に伸ばす。可能であれば、左足の指を右手でつかむ。ストラップを左足にかけて右手でストラップをつかんでもよい。呼吸を続けながら、胸部と腹部を天井に向けてねじり続ける。左足先を曲げて、左脚を使って体を安定させる。反対側も同様に行う。
11.シャヴァーサナ(亡骸のポーズ)
乳房に及ぼすよい影響:深いリラックス状態のなか、神経系が副交感神経優位になる。心身を再生させ免疫機能を高めるポーズで、ヨガのポーズのなかで最も重要なもの。
[HOW TO] 仰向けになり、両腕を腰から数センチ離し、手は開いて上に向け、手の甲を床に下ろす。両足を腰幅より少し広めに開く。丸めたブランケットを膝の下において腰を支えよう。頚椎に問題がある人は、頚椎の曲線を支えるために、頭蓋骨の基底部に(2、3センチ程度に)薄く丸めたブランケットかタオルを当てよう。アイピローなどで目を覆って、部屋を暗くしてもよい。このポースで10分間休む。
12.心の瞑想
[HOW TO] 楽な姿勢で脚を組んで座る。心身の回復効果をさらに高めたければ、スプタバッダコナーサナ(横たわった合せきのポーズ)で横たわる。一方の手を下腹部に当て、もう一方の手を心臓に当てる。下腹部からハートチャクラまで息を吹き込み、 胸の中央部分が広がるのを感じよう。エネルギーに満ちた心に癒しの効果がもたらされているとイメージしよう。吸った息を4数えるまで保ってから、ゆっくり鼻から吐く。
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