「介護予防のためのヨガでシニアに健康と笑顔を」山田いずみさんの転身ストーリー

 「介護予防のためのヨガでシニアに健康と笑顔を」山田いずみさんの転身ストーリー
Kenji Yamada
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――指導者養成コースやレギュラーレッスンの活動は、どのように広げていったのでしょうか?

シニア向けのヨガが今よりメジャーではなかった分、自分で営業先のヨガスタジオを探し、「これだ!」と思った相手に自らアプローチして活動の場を切り開きました。リハビリ施設を退社後、実家のある名古屋に引っ越し、指導者養成コースは自宅から通いやすい名古屋と京都のヨガスタジオからスタート。どちらもスタジオのコンセプトに惹かれてアポを取り、自作のテキストを持って売り込みにいきました。レギュラークラスの一つにカフェを併設した医食同源、予防医学を提唱するクリニックがあり、やはりシンパシーを感じて私からアプローチしました。決して勢いではなく、やりたいこと、持っているスキル、相手のニーズを重ねて一致したら進むようにしています。やりたいことの判断基準は、ワクワクするかどうか。迷ったら手帳にやりたいことを絵にして描き、心がときめかなければ軌道修正しとことん自分と向き合います。本当にやりたいことが見えると、そこに向かっていくための具体的な行動が見えてきますよ。

告知の方法もシニアは独特。若い世代と違いSNSより紙媒体の告知効果が高く、シニア世代は地域の回覧板や自治体の広報誌をよく見ています。また、老人会などの自治体の集まり、団地の集会所などシニアが集まる場所でチラシを配る、地域内でシニア世代とつながりの深い民生委員から活動場所の情報を得るのも有効です。介護施設でヨガを教えたい場合、様々な症状の人への対応力が求められるためボランティアから経験を積むのもいいでしょう。

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Photo by Kenji Yamada

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Text by Ai Kitabayashi



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