夏のお悩み「蒸し暑くて呼吸しにくい…」を解消する3つのヒント

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夏のお悩み「蒸し暑くて呼吸しにくい…」を解消する3つのヒント

高木沙織
高木沙織
2019-07-22

ヨガを始めたばかりの頃というのは、アーサナ(ポーズ)を完成させようとしがち。呼吸は「二の次、三の次になってしまう」という方は少なくありません。本来ならば最優先すべき呼吸。インストラクターの「吸って~吐いて~」という声に合わせて呼吸をすることも、アーサナの最中にゆったりとした呼吸をすることも後回しになってしまう。それに加えてこの暑さ。湿気を含んでいて、より呼吸が重苦しいという声もしばしば耳に入ってきます。そこで今回は、インストラクターが自身のプラクティスや実際のレッスンに取り入れている呼吸をしやすくするコツを紹介していきたいと思います。

1.プラクティス、レッスンの前は呼吸の時間を設ける

自宅でのプラクティスをおこなう前やレッスンを受ける前は、呼吸だけに集中した時間を設けることをオススメしています。

というのも、普段の私たちは浅く早い呼吸が習慣化されているから。「いざ、ヨガをしよう」と思っても、即座にゆったりとした呼吸に切り替えることは簡単ではないのです。また、呼吸に慣れておくことでレッスン開始からスムーズに深い呼吸を取り入れやすくなり、瞑想やアーサナを深めたり、心地よく体を動かせたりするようになるでしょう。

レッスン前のほんの2~3分で構わないので床に座ったり仰向けになったりした姿勢で呼吸を繰り返してみてください。「呼吸の感覚がつかみにくい」という方は、目を閉じて、それぞれの手を胸、腹部に添えておこなうとより呼吸に集中しやすくなります。

2.胸のまわりをほぐす

「何だか今日は呼吸がしにくい」という日、ありませんか? インストラクターをしている筆者も何度も経験しました。

そして、このような日は背中が丸まった姿勢を取って過ごす時間が長かったのではないかと思います。背中が丸まった姿勢で過ごすと、体の背面・バックラインの筋膜(簡単に言うと、筋肉のまわりを包む膜)が伸張され、反対に体の前面・フロントラインの筋膜が収縮した状態に。特に意識をしたいのがフロントラインの筋膜で、ここが収縮した状態だと胸まわりの筋肉の可動域も狭くなり、ゆったりとした呼吸をすることが困難になりやすいのです。試しに、背中を丸めた姿勢で深い呼吸をしてみるとその難しさがわかるでしょう。

座位や立位、どちらでもよいので肩甲骨同士をグーッと近付けて胸を張り、90秒ほどキープしてみてください。フロントラインの筋膜がリリースされ、呼吸が通りやすくなるのを感じられるでしょう。片腕ずつ大きな円を描くように前後に回してみるのも効果的です。

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