POSE & BODY
理学療法士に聞く!安定して立つ、踏み込むための「足」の秘訣
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「足」を機能解剖学的に考える
まず「足」と「脚」の違いを知っていますか?
「脚」とは股関節からつま先までの、太ももやふくらはぎ全体を指します。一方で「足」とは「足部」のことで、足首からつま先までの部分を表します。ちなみに足の指は「趾」(ゆび)という字を使い、手の指と区別して用います。
さて「足」の骨は全部でいくつあるでしょう?
趾骨(基節骨・中節骨・末節骨)が14本、中足骨が5本、足根骨が7個で、片足だけで26個、両足合わせて52個もの骨で構成されています。
身体全体に約206個の骨があるので、つまり人体の骨の4分の1をなんと足だけで占めているのです。それだけ複雑かつ繊細な動きと重要な役割が「足」にはあると考えられます。
また、「足の長軸」は、踵の中央と人差し指を結んだ線として定義されています。親指が中心ではありません。足の長軸がまっすぐになるように足裏を安定させます。
そして、立位の場合、足にかかる体重負荷率は、踵である後足部に60%、中足部に8%、前足部に28%とされています。
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