POSE & BODY
理学療法士に聞く!安定して立つ、踏み込むための「足」の秘訣
理学療法士が、安定してグラウンディングするための「足」の秘訣について教えます。グラウンディングの重要性、そしてそのための「足」の機能解剖とエクササイズについて学んでいきましょう。
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ヨガの「グラウンディング」とは?
ヨガをやっていると、「グラウンディング」(grounding)という言葉を耳にすることがあると思います。groundから派生した「基礎」「接地」を意味する言葉ですが、日本を代表するヨガ指導者である綿本彰先生によると、ヨガのグラウンディングとは、「しっかりと地に足がついた安定感のこと。バランスポーズなどで大地を踏みしめた時、足の裏で大地を押して押し返される作用反作用の感覚で、支えられているという実感のこと」です。
ヨガではポーズをとる時に、大地に近い身体の部位から土台となるようにポーズを整えていきます。大地に身体の部位を安定させることを「グラウンディング」といいます。
例えば、タダーサナなど立位のポーズの時は、大地に接しているのは足の裏なので、両足の裏をしっかりグラウンディングさせます。
グラウンディングは足の裏だけに限りません。スカーサナなど坐位のポーズの時は、骨盤の特に坐骨を安定させてグラウンディングさせます。
プランクポーズなど手を地面につくようなポーズは、手のひらをしっかりグラウンディングさせることがポーズを行う上で大切になります。
グラウンディングはほかに、心の安定や呼吸の安定を意味することもありますが、今回は「足」のグラウンディングに注目していきましょう。
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