沖縄はもうすぐ梅雨明け!夏休みどこにいく?石垣島でビーチヨガのススメ【石垣島ヨガ便り♯10】

 沖縄はもうすぐ梅雨明け!夏休みどこにいく?石垣島でビーチヨガのススメ【石垣島ヨガ便り♯10】
CHIHIRO NAGASHIMA
長島千比呂
長島千比呂 2019-06-13
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海にちなんだ2つのアーサナ知っていますか?

海にちなんだアーサナを、少しご紹介。まずは、マッツヤーサナ(魚のポーズ)です。このポーズは、魚の滑らかな動き、曲線を自分の中に感じさせてくれます。一番シンプルにとるなら、両脚をつま先までピンと前方に伸ばし、肘でマットを押し、胸を押し上げるように開きます。胸から喉の奥までを解放します。ヴァリエーションをつけるなら、脚をパドマアーサナに。股関節の柔軟性も同時に得られます。あるいは、腕と脚を斜め前方に持ち上げ、海面を飛び跳ねるような魚の躍動感を全身で感じる、よりエネルギッシュなポーズに。

マッツヤーサナ(魚のポーズ)
魚の滑らかな動きを感じさせてくれる「魚のポーズ」

そして、もう一つは、アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)。こちらは、座位のツイストポーズとして定番。ポーズの名前になっているマツェンドラは、魚の王様。

このポーズは名前の最初にアルダとついています。アルダとは半分という意味。つまりは、完成形の魚の王様のポーズがあるということ。それが、プールナマツェンドラアーサナです。こちらは、ツイストに加え、股関節、膝関節の柔軟性と体幹の力、そしてバランス力が必要となります。プラクティスをアルダマッツェーンドラーサナまでで終わりにしてしまっている人も多いかもしれません。このポーズがマスター出来たら、ぜひ完成形のポーズにも挑戦してみてください。ヨガのプラクティスは、一歩一歩進めていくもの。歩みを止めないこと、ヨガとともに歩む毎日。そんなヨガが傍らにある生活は、身体と心を前進させてくれます。

石垣島の海は、美しいだけではなく、人々の伝統や祈りが息づく海です。そこで行うビーチヨガは、島の人々が紡いできたものと、今そこに立つ人の一呼吸、一呼吸とを重ねていきます。それは、自然と前を向かせ、進むべき方向を示してくれているかのようです。

アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)
こちらも名前に魚が付いている「半分の魚の王のポーズ」

ライター/長島千比呂
定期的に南インドに渡印し、高名なヨガマスターであるSwami Santhiprathada に師事し、インドの伝統的なヨガのスタイル、Siva Raja Yogaを学ぶ。kSaNa Yoga School を主宰し、Siva Raja Yoga をはじめ、Swara Yogaや、Kriya Yoga などインド伝統ヨガを日本に伝えている。 インドでのTTCアシスタントなどの経験を経て、日本でディレクターティーチャーとして、TTCを開講。初級TTC200(ヨガアライアンス認定200時間インストラクター)、上級者TTC300(全米ヨガアライアンス認定300時間インストラクター)を開催し、多数の卒業生を輩出している。2015年から沖縄石垣島へ移住し、Yoga Retreat Village, kSaNa を開設。国内外でのヨガリトリートに力を注いでいる。

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