後屈&前後開脚が苦手な人必見!現役ヨガインストラクターが教える「体の硬さを乗り越えるストレッチ」
人気ティーチャーたちも実は硬さを克服するために試行錯誤した経験が。体と向き合いながら編み出したという効果抜群のメソッドをご紹介。毎日実践して体の変化を味わって。今回教えていただいたのは、人気ヨガインストラクターの京乃ともみ先生。
体の声に耳を傾け硬さに賢くアプローチ
幼少期から習っていたバレエを辞めたら、あっという間に体がコチコチに。「柔らかくしなくちゃ」と思うと力んでしまうので、最初に柔軟性に対する執着を手放しました。そしてやみくもなストレッチではなく、練習の中で体と対話し硬い部分を見つけて集中的にアプローチ。私の場合、背骨は柔らかいけど肩甲骨まわりが硬いと気づき、肩甲骨をほぐすうちに後屈が上達。まずは体を知ることが大切です。
お風呂上がりの股関節ストレッチ
体が冷えた状態で行うオーバーストレッチはけがのもと。痛めやすい股関節のストレッチは、体が温まってほぐれているお風呂上がりがベスト。
HOW TO
体の前で足裏を合わせ両手で足先をつかみ、肘で内腿を押しながら前屈。3呼吸キープ。
しなやかな背骨の動きと肩甲骨の可動を促進
多くのヨギが憧れる鳩のポーズ。腰に負担をかけずに行うためには、タオルを使って段階的に後屈を深めると安全です。
HOW TO
1.右膝を曲げて座り左脚は後方へ伸ばす。体を左にひねり左足の甲にタオルをかけて端を持ち正面を向く。
2.呼吸を深めながらタオルを少しずつ短く持つ。骨盤は正面に向けてキープする。
3.肩甲骨を寄せて胸を開く。タオルの根元を持ち、さらに足を引き寄せて3呼吸キープ。
脚の付け根をほぐすと前後開脚が上達
前後開脚の盲点は、脚の付け根の硬さ。この部分にブロックをあてて硬い部分をほぐすと脚の開きがスムーズになります。
HOW TO
お尻と太腿の付け根にブロックの角があたるように座る。ほぐす側の脚を伸ばして上体をスイング。3分ずつ反対側も。
肘を前後に動かすだけ!超簡単な肩甲骨はがし
デスクワークの合間にもできる、肩甲骨をはがして可動域を高めるワーク。同じ姿勢が長時間続くときはこまめに行って。
HOW TO
1.足を腰幅に開いて立ち、両手の甲を腰にあてて準備する。肩はリラックス。
2.肘をパタパタと前後に動かす。肩甲骨が動いているのを感じながら、5回程度行って。
教えてくれたのは…京乃ともみ先生
ヨガインストラクター、サップヨガインストラクター。16歳で芸能界デビューし、19歳の時にLAでヨガと出会う。メディアでも活躍中。
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