不安を感じたらほぐすべき部位とは|ヨガキネシセラピーでネガティブな感情にアプローチ
練習しているのにいつまでも体が硬いのは、「心」に原因があるからかもしれません。抱えているネガティブな感情にアプローチして筋肉に働きかけるメソッド、ヨガキネシセラピーで柔軟な体と健やかな心を目指しましょう。
ヨガキネシセラピーとは
ヨガキネシセラピーとは、西洋と東洋の医学を融合して心身のバランスを整えるアメリカ発のメソッド、キネシオロジーの理論に基づくヨガ。詳しくは「体が硬いのはネガティブな感情に原因が?注目メソッド『ヨガキネシセラピー』とは何か」をチェックしてみて。
不安を感じる時に硬くなる部位は「大腿四頭筋」
不安に襲われると前腿の大腿四頭筋が硬くなり、足元がグラグラとおぼつかない状態に。ここの筋肉を柔軟にするアーサナで体の土台となる下半身を安定させることで、気持ちにもゆとりと安定感が生まれます。
アーサナの前後に筋肉の柔軟性をチェックしてみよう
長座から左膝を曲げる。後ろに手をつき、上半身をどこまで倒せるかでチェック。反対側も。
ウトゥカターサナで大腿四頭筋を縮める
大腿四頭筋をパワフルに縮めてポーズをキープ。前腿に効かせることが目的なので、腕は真上ではなく斜め上に上げて。両脚を腰幅に開いて立つ。両膝を軽く曲げて腰を落としていく。両腕を斜め上に上げ、前腿が刺激されるのを感じながら5呼吸キープ。
エーカパーダラージャカポターサナで大腿四頭筋を伸ばす
後ろ脚の前腿を伸ばします。前脚の膝がかかとよりも前に出すぎないように気をつけてトライ!
膝立ちから右足を一歩前に出す。左脚を後ろに伸ばして床に膝をつけ、足の甲を左手で後ろからつかむ。右手は右膝にのせて。
左手で左足を体に引き寄せる。骨盤を正面に向け、背骨を真っすぐ伸ばす。心の中でフキダシ内の言葉を唱えながら10呼吸。反対側も。
教えてくれたのは…谷戸康洋先生
器械体操で国体出場。2012年、studiofika設立。ロサンゼルス在住のDr.Hommaが提唱するHSKキネシオロジーをベースに、ヨガキネシセラピーを考案。本誌連載「漫画で読むヨガ哲学」で監修を務める。
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