脳疲労で鈍くなっていませんか?「五感」を研ぎ澄ますメリットと方法

 脳疲労で鈍くなっていませんか?「五感」を研ぎ澄ますメリットと方法
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須藤玲子
須藤玲子
2019-05-12
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五感を磨くために

五感は、静かに休ませることで繊細さを取り戻し磨かれていきます。それぞれの感覚について意識したいこと、普段の生活の中でできることはどんなことでしょうか?

「視覚」「聴覚」

メディアやネットが主流となる現代。脳内は視覚や聴覚からの情報で大部分が埋まっています。とにかく目と耳を休めることが大切です!パソコンやスマホ、テレビやゲームなどの長時間使用は控えましょう。継続して使う場合は1時間ごとに休憩をはさんだり、目や耳の周りのツボを刺激したり、自然の緑を見て、デジタルではない自然の音に耳を傾けるなど、目や耳から入る情報を抑えること。ただ目を閉じるだけでも十分ですが、疲労感が大きい場合はホットタオルやアイマスクを目の上に乗せてみるのもおススメです。

「嗅覚」

視覚や聴覚におけるデジタル化と同様に、現代は人工的な香りであふれています。日常的に使う洗剤や柔軟剤の香りを思い浮かべてみてください。「香害」という言葉の存在が物語るように、いつの間にか香りの強いものが多くなっていませんか?香りある生活は素敵ですが、できたら人工的でない自然の香り、天然の香りを積極的に取り入れてみましょう!お花を飾ったり、観葉植物を置いたり、天然のアロマを楽しむことをおススメします。自然の香りは身体と心に優しく働きかけてくれます。

「味覚」

現代は飽食の時代と言われ、どこにいても世界中のものが手に入る時代。豊富にありすぎて悩むのもよくあることですが、何をどう食べるか・・・選ぶのは自分です。古来より、人は自然の流れに従って生きてきました。季節の旬の味覚を味わい素材そのものの味を楽しんできました。濃い味や刺激の強すぎるスパイスを多く使う食事は、素材の持つ本来のおいしさを消してしまうだけでなく、味覚に影響を与えることもあります。ちょっとした味の変化に気づき、本来の感覚を取り戻すためにも、調味料やスパイスに頼りすぎない食事を楽しんでみませんか?素材本来のおいしさを感じられることは感覚を磨くのはもちろん、身体と心にも大きな満足感をもたらしてくれるでしょう。

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