今さら聞けない「アシュタンガヨガ」の疑問|特徴や歴史、人気の理由から禁忌事項まで

 今さら聞けない「アシュタンガヨガ」の疑問|特徴や歴史、人気の理由から禁忌事項まで
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アシュタンガヨガが向いているのはどんな人?

A.ヨガの実践で体と心のつながりを感じたい人には特におすすめです

老若男女、どんな人でもOKです。ただし例外は“なまけグセ”のある人。継続した練習ができるかがポイントになるでしょう。(ケン先生)
ヨガの身体性・精神性をどちらも大切にしたい人。瞑想に興味があるけど、なかなかうまくできない人もトライする価値あり。(芥川先生)

アシュタンガの練習をもっと深めるために知っておきたいこと

練習ペースは週3回~できれば毎日がベスト

マイソールクラス+週1のレッドクラス(※ledclass=指導者のカウントで行うクラス)+おうちヨガを組み合わせると進歩が早い。逆に週1だけの練習は、一進一退でなかなか上達しません。(ケン先生)
練習前日は早く寝る、自分の都合ばかり優先しないなど、環境を整えることも必要。“ヨガ的な生活”も、アシュタンガを続けるひとつの要素です。(芥川先生)

アーサナに過度にのめり込むのも注意

アーサナに完璧を求めたり、身体能力が高い人と比べるあまり、けがやストレスを招くのは本末転倒。自分の体と向き合い、体と心を快適にするのがアシュタンガ。楽しく練習する気持ちを忘れないで。(ケン先生)
自分ができることを淡々と練習すること、これに尽きます。できない現実も受け入れ、ポーズの理想を追いかけすぎないように注意しましょう。(芥川先生)

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photo by Kenji Yamada

教えてくれたのは…

ケン・ハラクマ先生

インターナショナルヨガセンター(IYC)&アシュタンガヨガジャパン主宰。日本ヨガ界の第一人者として国内外で精力的に指導&普及活動を行う。『ヨガ・マーラ』(産調出版)ほか監修書、著書やDVDも多数。

芥川舞子先生

ヨガティーチャー&モデル。母親の影響で19歳からヨガを始め、指導者の道へ。

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Photos by Kenji Yamada
Illustrations by Nana Suzuki
Edit&text by Nobuko Okamoto
yoga Journal日本版Vol.54掲載



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