本場スリランカのアーユルヴェーダ解毒プログラム「パンチャカルマ」体験レポート ♯4
ディニッシュ先生は、アーユルヴェーダの効果をあげるための秘訣の一つして、「お食事タイムはぜひ一人でゆっくり丁寧に食事向き合う時間」とすることを薦めています。お食事はアーユルヴェーダにとってとても重要な要素です。それは、「何を食べるか=体質にあった食事をいただく」ということに加え、「どのように食事をいただくか」ということがもう一つの鍵となるそうです。
ちなみに、ディニッシュ先生おすすめのお食事のとり方は…
1.“目=視覚”を使い「これから身体にどのようなものが取り入れられるのか」という情報を確認すること
2.フォークやお箸などを通し“手=触覚”で食材の性格(硬さや柔らかさ、粘りがある、ぷにゅぷにゅしているなど)を理解する
3.食べ物を口の中に入れる際に“鼻=嗅覚”で食べ物の香りを楽しむ
4.“口=味覚”で食材一つ一つを味わいながら、しっかりと咀嚼をすることで、胃や腸での消化吸収をしやすくするためのサポート
5.「耳=聴覚」も実は重要で、咀嚼する際の「音」―パリパリだったり、ガリっとだったりをしっかりと聴くこと
聴覚は意外かもしれませんが、脳にその食材の情報を送ることで、「あ!硬いものが入るから胃液を沢山だしておこう」といった脳からの指令が胃や腸に届き、食べ物の特徴にあわせた消化・吸収の準備をすることが可能となるそうです。
そして、もう一つの重要な秘訣があります。それはお食事をする際は「楽しく・幸せな気分で楽しみながらいただく」ことが、さらに胃や腸の活動を進めてくれるスパイスとなるそうです。簡単にいうと「食べることに集中して丁寧に楽しみながら味うこと」です。
また、毎日お白湯を2~4リットル以上飲むことを進められます。Ayurveda Pavilionsの客室には、タンブラーが用意されていて、いつでもレストランにあるウォーターサーバーから、お白湯を自由に入れることができます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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