肩こりを解消する簡単ヨガ|ほぐすべき部位は脇!たった1分で肩まわりに効くおすすめヨガポーズ
無意識に肩がすくんでいませんか。すくんだ肩はつねに緊張状態。この状態が続くと肩こりの原因につながります。また、凝っているからといって凝っている部位=肩を刺激するのは実はあまり効果がありません。初心者でもできる簡単なヨガポーズで、肩こりに効く部位を伸ばして刺激し、肩まわりを軽くしましょう。
肩こり解消のポイントは脇を伸ばすこと
肩こりの原因を解消しようと肩を直接揉んだり、回したりしていませんか?凝っている肩の原因はもしかしたら「脇のこり」が原因かもしれません。脇の下は一見、肩こりに関係のない場所と思われますが、非常につながりのある場所です。
脇の下の前側の筋肉は「大胸筋」と呼ばれ、肩こりを起こしている背中側の筋肉の拮抗筋(きっこうきん)になります。拮抗筋とは筋肉運動の際に反対の動きをする筋肉のこと。脇の下の背中側の筋肉は、肩甲骨の外側から腕に繋がる筋肉です。つまり、脇の筋肉が凝っていると肩甲骨の動きが制限されてしまうので、肩こりになりやすくなります。
肩の動かせる範囲には限界があるので、肩の回しすぎは肩を痛める原因にもつながります。そこで、脇の下の筋肉を緩めると肩甲骨の動かせるも広がるため肩こりの解消、予防につながります。
たった1分で肩こり解消!猫の伸びのポーズ
今回は、たった1分でできるヨガポーズを紹介します。『猫の伸びポーズ』で肩こりの原因でもある脇を伸ばして肩こりを解消していきましょう。簡単なので、ヨガ初心者でも行えます。
やり方
1.四つん這いになります。足は腰幅、両手は肩幅より広く置き前方に伸ばします。
2.息を吸いながら、背筋の伸びを感じ、吐く息で、お尻を真上に突き上げながら胸を床に近づけていきます。その際、あご、もしくはおでこを床へそっと置きましょう。その状態で深い呼吸をしていきます。
3.吸う息では背中をふんわりと浮かせるように、吐く息では脇を床へ近づけるように呼吸をしていきましょう。呼吸を3~5回程度繰り返しましょう。
4.最後は、そのままお尻をかかとに預けて(チャイルドポーズ)お休みしましょう。
ひどい肩こりにはストレッチを!
ひどい肩こりには、上記のヨガに加え、ストレッチも加えてみましょう。いかり肩やなで肩など、肩のタイプによっておすすめのストレッチが違うので、自分の肩タイプに合わせて毎日取り入れてみましょう。
ヨガで肩こり知らずの体に
肩こり解消の秘訣は、肩のまわりの筋肉をのばしてあげること。ご紹介したこのポーズならヨガマットが家になくても床やお布団の上でも行うことができます。ぜひ、1日の始めや終わりにこのポーズを取り入れて脇を伸ばし、肩こり解消に役立ててみてはいかがでしょうか?
ライター/工藤千明
幼い頃からダンスを学び、20代前半は都内のショーケースなどで活動。ダンス中にした怪我をきっかけにヨガと出会う。ヨガを通して 人と比べることより、自分と向き合うことの大切さを学んだ。そんなヨガに魅了され、自身が通っていた大手ホットヨガスタジオに就職。 その後フリーに転向し、今は埼玉県を中心にヨガインストラクターそしてヨガの知識を活かしダンスインストラクターとしても活動している。 ・吉川めい アシュタンガヨガ・インテンシブ講座 修了 ・JMYA 日本ママヨガ協会 認定講座 修了
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