ヨガプラクティスで「自我やネガティブな感情を手放す」4つの技術【ヨガハワイマガジン】
多くの人は、ヨガを身体的な練習だと思っている。たしかにヨガではマットの上で裸足になり、一連のポーズを行いながら身体の各所をストレッチしたり鍛えたりする。だがそれはヨガのほんの一面にすぎない。この古代から伝わる練習では、身体的な要素だけでなく、人生における感情や対人関係、瞑想についても探究していく。
パタンジャリのヨーガスートラでは、ヨガには八支則と呼ばれる8つの段階があり、身体的な練習であるアーサナはそのうちの一つと説いている。ヨガの最終目的は、サマディ(三昧)とよばれる超意識の状態に至ることであり、それ以外の7段階はサマディに達するために構成されている。私たちが一般的に考える「ヨガ」は、その壮大な練習のほんの一部なのだ。
ネガティブな感情を手放すために、練習すべての段階が関係するのだろうか? 答えは「イエス」だ。ヨガがサマディに達するための練習の一つならば、各段階は練習生がサマディに至るように作られているから。マットの上でも外でも自分に不要なものを手放すことが、ヨガの最終目的に近づく鍵となる。とは言え「手放す」とはどういうことだろう。自分のアーサナ練習にどう取り入れればいいの? これはディズニー映画の歌(let it go)とは違う話だ。簡単に言うと、手放すとは、身体や心、感情の緊張を解くように努めること。心や体の障壁を取り除けば、新たな領域に達することができる。常に成長し、学び、手放し続けることで、それが可能となるのだ。
ここで、これからのアーサナ練習で実践できる方法をいくつか紹介しよう。マットの上にいながら、自分を制限する考えを楽に手放せるようになるだろう。練習を積めば、マットの上でも外でも「手放し」ができるようになる。
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