「頑張りすぎる自分」を解放。ゆるませ満たす3つのアーユルヴェーダ的セルフケア


仕事も家事も育児も、気づけば “頑張る”が当たり前 になっていませんか? 「頑張る」ことは悪いことではありません。ただ、気付かぬうちに、限界を超えてしまうと、心と身体のバランスを崩し、疲労感を感じたり、心が疲れやすくなり、本当の自分を見失ってしまいす。今回は、アーユルヴェーダの観点から、頑張りすぎてしまう方に向けて、ゆるませ心地いい自分のペースで生きていくための方法をお伝えしていきます。
アーユルヴェーダ的に見る「頑張りすぎ」の正体
アーユルヴェーダでは、「頑張りすぎる」ことによってヴァータが乱れ、心の疲れを引き起こす と考えます。ヴァータとは「風」のエネルギーを持ち、私たちの心や身体、日々の生活の中で動きや変化と深く関わっています。スケジュールが詰まりすぎていたり、考えすぎて頭が休まらなかったりすると、このヴァータが過剰になり、不安や焦り、気持ちの揺れやすさにつながり、ストレスを抱えてしまうようになるのです。
頑張りすぎると心が疲れやすくなる理由
「いつも何かに追われている気がする」「休んでも疲れが取れない」「人の言葉に敏感になりすぎてしまう」
もしこのような自分がいたら、ヴァータが高まりすぎているサインかもしれません。
ヴァータが乱れると、こんな症状が起こります。
・不安感や焦燥感が強くなる(心が落ち着かない)
・考えすぎてしまう(頭がオーバーヒートする)
・人の言葉に敏感になりやすい(心が揺れやすくなる)
・身体が乾燥しやすくなる(肌や髪がパサつく、便秘気味になる)
こうした状態が続くと、心も身体もエネルギーを消耗し、慢性的な疲労感につながってしまいます。心はより疲れやすくなり、自分軸を見失ってしまうことも。頑張ることは、決して悪いわけではありません。それと同じくらい “ゆるまる”ことが大切なのです。
頑張りすぎる自分をゆるめるセルフケア
アーユルヴェーダでは、風のように動きすぎるヴァータを落ち着かせるには、「温かさ・安定感・潤いを取り入れることが大切」だと考えます。日々を自然に過ごしながらも、頑張りすぎる自分をゆるめ、心と身体のバランスを整えることが重要です。ここからは、簡単に取り入れられるセルフケアをご紹介します。
・オイルケア(特に耳のマッサージがおすすめ)
ヴァータが乱れているときは、オイルを使ったケアが効果的です。特に、耳はヴァータを落ち着かせるためにおすすめな場所です。耳には多くの神経が通っており、オイルマッサージをすることで心を落ち着かせると言われています。仕事でクタクタに帰ってきた日や、育児に追われるような日を過ごした日などは、寝る前のひとときに取り入れてみてください。
【HOW TO】
①温めたセサミオイルを手に取り、耳全体になじませる。
②軽くもみほぐし、耳の穴の入り口あたりにも優しくオイルを塗る。
・暖かい飲み物をゆっくり味わう
温かい飲み物は、ヴァータを落ち着かせるのに最適です。身体を温めるだけでなく、消化も整えてくれるため、感情の整理がしやすくなります。
【おすすめな飲み物】
白湯
シナモンティー、ジンジャーティー
ターメリックミルク
このときに大切なのが、「ながら飲み」ではなく、香りや温かさを感じながらゆっくり味わうこと。心も身体も温まり、余計な力みや緊張がほぐれていきます。
・何もしない時間を作る
頑張り屋さんの人にとって、休むことや、ゆっくり過ごすことにためらいを感じる人もいるかもしれません。ヴァータの乱れは、身体も心も、頭の中も、動きすぎてしまうことで引き起こされます。何もしない時間も、立派な予定です。休むことは「サボる」ではなく、エネルギーを満たす時間だと受け入れ、自分の心と身体をゆるめるために、そんな時間を予定に組み込んでみましょう。
日々の習慣を少し変えるだけで、心と身体はもっと楽になる
「頑張りすぎる自分」をゆるめるには、何かを急にやめたり、大きく変えたりする必要はありません。日々の中で、ほんの少しのセルフケアや意識の持ち方を変えるだけで、自分の心地よさを大切にしながら過ごしていけるようになります。小さなことでも、積み重ねることで「頑張る」と「ゆるめる」のバランスが取れるようになります。アーユルヴェーダは「無理をしない」ことを大切にする智慧。自分にとって心地よい習慣をひとつずつ増やしていき、頑張りすぎる自分をゆるめながら、自分らしいペースで生きていきましょう。
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