眠れない夜が続くならやってみて!不眠解消に効果的、今日からすぐに試せる簡単ブラーマリー呼吸


毎日なんだか寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまう…そんな悩みはありませんか?「眠れないと翌日つらい」だけでは済まない不眠のリスクを知って、今日から簡単にできる呼吸法で不眠を少しずつ解消していきましょう!
不眠が続くと、どんな健康リスクがある?

考え事や心配事のせいでなかなか眠りにつけない、寝ついても途中で目覚めて眠りが浅く熟睡できていない、といった不眠状態が続くと、翌日のだるさや集中力の低下だけではなく、次のようなリスクが起こることもあります。
・免疫力の低下:風邪や感染症にかかりやすくなる
・生活習慣病のリスク増加:高血圧、糖尿病、肥満などを引き起こす
・心疾患のリスク上昇:心筋梗塞や脳卒中の可能性が高まる
・自律神経の乱れ:交感神経が優位になり、リラックスしにくくなる
・ホルモンバランスの乱れ:ストレスホルモン(コルチゾール)の増加、女性ホルモン(エストロゲン)の減少
・ストレス耐性の低下:イライラしやすくなる
・感情の不安定化:不安やうつ症状が出やすくなる
・肌トラブル:ターンオーバーの乱れで肌荒れや肌の弾力や明るさが失われやすくなる
このように、不眠は心と体に多くの影響を与えるため、質の良い睡眠を意識して取ることが大切です。ぐっすり眠るために、ストレッチやヨガのポーズで優しく体をほぐすのも効果的ですが、今回はブラーマリー呼吸という、不眠の改善におすすめの呼吸法をご紹介します。
不眠解消におすすめ!ブラーマリー呼吸
ブラーマリーとはサンスクリット語で「メスの蜂」を意味し、蜂の羽音のような低い音を喉から響かせるヨガの呼吸法です。音の振動が頭蓋骨に響いて副交感神経を優位にし、心を落ち着かせる効果が期待できます。また、耳をふさいで行うので、自分の呼吸音に意識を向けやすくなり、雑念が減ってリラックスしやすくなります。ストレスや不安で眠れないときに、簡単に取り入れることができます。
<やり方>
1)楽な姿勢で座り、目を閉じる。背筋を軽く伸ばして肩の力を抜く。

2)親指で耳を軽くふさぎ、残りの4本の指で目を覆う。
3)口を閉じたまま鼻から深く息を吸い、吐くときに「ンーーー」とハミングするように音を響かせて(鼻から音が抜けるように)、最後まで息を吐ききる。
4)再度息を吸い、音の振動を感じながら、ゆっくりと数回繰り返す。
※ 慣れてきて音と振動に集中できるようになったら、目と耳をふさがずに行っても良い。
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