「前屈が辛い・猫背になりやすい」原因は腿裏の硬さ?悩みをまとめて解決!寝たまま太もも裏ストレッチ


前屈や長座が不得意だし普段猫背になりやすいという方。その原因は腿裏の硬さかもしれません。腿裏をほぐすと、脚の疲れ解消や腰痛の緩和も期待できます。寝ながらできるストレッチを就寝前や寝起きなどに取り入れてください。
太もも裏が硬いとどうなる?
太もも裏の筋肉はハムストリングと呼ばれます。ハムストリングはお尻の付け根から膝裏にかけてつながり、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3つの筋肉の総称です。歩く、走る、しゃがむなど様々な日常生活や運動動作に関わります。

長時間の座りっぱなしや運動後のほぐし不足などでハムストリングが硬くなると、太もも裏が伸びにくくなり前屈がしづらくなったり、骨盤が後ろに引っ張られて猫背になったりする可能性があります。また、腰痛や膝裏痛、冷えやむくみなどの不調を引き起こすこともあります。
太もも裏を柔らかくするメリット
・前屈が深まりやすくなる
・姿勢の改善、猫背の解消
・腰痛や膝痛の予防、緩和
・歩行や走行がラクになる、怪我の予防
・血行不良による冷えやむくみの予防、解消
太もも裏をほぐすと、前屈がラクになることや猫背解消以外にも嬉しい効果がいろいろ期待できます。日ごろからほぐす習慣を身につけましょう。
寝ながら太もも裏ほぐし
呼吸を止めずに、痛みよりも心地よさが勝る範囲で行います。1ポーズ20秒から30秒を目安に行いましょう。
やり方
①仰向けになり両膝を立てます。
②右脚を右胸の方に引き寄せて、お腹と太ももを近付けます。
③お腹と太ももを近付けたまま右膝を伸ばします。両手は右ふくらはぎに添えて右腿裏を伸ばします。この時、右足のつま先を内側・外側にも向けて広い範囲をほぐします。

④反対脚も同様に行います。
⑤仰向けのまま両脚を天井方向に伸ばします。この時、お尻を浮かせず膝裏もできる範囲でしっかり伸ばします。

⑥かかとで太ももやお尻をトントンとたたき緩めます。

動画で確認しながら行いたい方はこちら
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