【こむら返り対策】寝ている間の“ピキーン”がなくなる!寝たままできるふくらはぎ筋肉ほぐし

 【こむら返り対策】寝ている間の“ピキーン”がなくなる!寝たままできるふくらはぎ筋肉ほぐし
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寝ている間に突然“ピキーン”とくるこむら返りの痛みと不快感、経験はありませんか?こむら返りにお悩みの方は今回ご紹介するストレッチを寝る前に行なって、こむら返りを防ぎましょう!

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こむら返りの原因

こむら返り
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こむら返りは筋肉の収縮による痛みを伴う痙攣(けいれん)で、次のようなことが原因として考えられます。

血行不良

年齢とともに血流が悪化し、特に下半身の血液循環が滞りがちです。これにより、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、こむら返りを引き起こすことがあります。

ホルモンバランスの変化

更年期を迎えるとエストロゲンの減少によりカルシウムやマグネシウムの吸収が低下し、筋肉が痙攣しやすくなります。

筋力低下

加齢により筋肉が弱くなり、筋肉が疲れやすく回復力が低下することもこむら返りの原因となります。

特に寝ている間は脚を動かさないため、血流がさらに滞りやすくなります。また、仰向けで脚がまっすぐに伸びている状態ではふくらはぎの血行が悪化し、こむら返りが起こりやすくなります。

こむら返りの予防に大切なこと

ふくらはぎの筋力が弱くなると血液を心臓に戻すためのポンプ作用が低下し、下半身の血行不良を引き起こします。こむら返りを予防するためには、日常的に血行促進を意識することと筋肉をゆるめてリラックスさせる習慣をつけることが大切です。

また、十分な水分を摂ることで筋肉の収縮を防げるため、寝る前に少量の水を飲むこともおすすめです。

寝たままできる!おやすみ前のこむら返り対策ストレッチ

今回は寝る前にできる、ふくらはぎの筋肉をほぐして血行を改善するストレッチをご紹介します。足を心臓より高くして血液の流れを自然に心臓に戻しながら、足を動かして筋肉をゆるめることで効果を高めていきます。

<やり方>

こむら返り
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1)仰向けになり、枕やクッション、畳んだブランケットなどの上に膝下を乗せ、足が心臓よりも高くなるようにする

足首ストレッチ
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2)足首を曲げ伸ばしする。両足一緒に、片足ずつ、どちらでもやりやすい方でOK

3)つま先で内回し、外回しと円を描く。小さな円から始めて、少しずつ円を大きくしていく

4)最後はつま先から脚全体を左右にパタパタとゆらしてリラックス。

足首とつま先を動かす時、同時にふくらはぎの筋肉の動きも意識するのがポイントです。

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こむら返り
こむら返り
足首ストレッチ