POSE & BODY
仰向けで体を揺らすだけで腰痛改善!? 股関節の硬さ・猫背・気持ちもすっきりする「内ももほぐし」


日常生活で意識する機会の少ない「内もも」ですが、内ももの筋肉は、骨盤の安定や股関節の動作などに深く関わっている部分。運動不足や加齢によって筋肉が硬く短くなってしまうと、姿勢の乱れや慢性的な腰痛の原因となる可能性があります。寝る前などにリラックスして行える「仰向けの内ももほぐし」をご紹介します。
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内ももの働きとほぐすことによるメリット
太ももの内側にある筋肉のことを「内転筋群」と呼び、恥骨筋・大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋の5つの筋肉が集まってできています。この内転筋は骨盤の安定や股関節の動作に深く関わり、運動時の安定性を保つ役割などがあります。内転筋群が衰えて硬くなってしまうと、股関節の可動域が狭まり、運動パフォーマンスの低下や姿勢不良、腰や膝の痛みを引き起こす原因となる場合があります。

内転筋ほぐしで下半身の調子アップ
内転筋をほぐして柔軟にすることで、骨盤の安定性を高めて姿勢を整えたり、股関節の可動域を広げるなどのメリットがあります。また、腰や膝への負担を軽減することができるため、腰痛や膝痛の予防・改善にも効果が期待できます。その他にも血流が促されることで下半身のむくみや冷えの予防にも効果的です。
内転筋が硬くなりやすいのはこんな人
・座りっぱなしの姿勢で長時間過ごしている
・運動不足で内転筋を使う機会が少ない
・加齢により筋力が低下している
・脚を組む癖がある
・崩れた姿勢で過ごしている
仰向けのままでOK!揺らすだけの内転筋ほぐし
①仰向けに寝転がり、両膝を胸の方へ引き寄せます。

②両膝を広げて手の指を膝の裏側へ引っ掛けます。脚の力は抜き、両手で膝を前後へ揺らしながらほぐします。股関節の内側がじわじわ伸びる、ほぐれる、という感覚があればOKです。

動画で動きを確認したい方はこちら
【やさしい股関節ストレッチ】脚の疲れやむくみがスッキリ!
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