【肩こりはもんでも良くならない?!】ガチガチ肩にめっちゃ効く!肩こりの最終手段「脇下ほぐし」


慢性的な肩こりに悩む人は多いですが、寒い季節は体に力が入ってしまい、余計につらくなる!という人もいると思います。本日は手軽で簡単、「肩をもまない」肩こり解消法をお伝えします。
肩こりの原因
肩こりのおもな原因として、首や肩周囲の筋肉への負担といわれます。筋肉が緊張して硬くなると、周辺の血管を圧迫し血行が悪くなり、こりが引き起こされます。特に運動不足やストレスを感じている人は、首や肩、背中などの筋肉が硬くなり、肩こりを感じやすくなります。
日頃から姿勢に気をつけたり、ストレッチなどの軽い運動を行ったり、ストレスが溜まらないように気をつけておくことが、肩こり予防につながります。
脇の下の筋肉に注目
みなさんは肩こりを感じた時にどこの筋肉をほぐしますか? 多くの方が首や背中をほぐすと思いますが、肩こりの解消法としてぜひほぐしてほしいのが脇の下です。
実は肩こりで悩んでいる人の多くは、脇の下も硬くなっています。その理由は、脇を動かす頻度が少ないため。私たちは普段の生活では腕を下げている時間の方が長く、肩の下にあたる脇を大きく動かすことはあまりありません。そのため、脇下の筋肉は硬くなりり、肩関節の動きを制限。肩周りの不調が起きやすくなると考えられます。
脇の下にある「大円筋」の役割
大円筋は体の前側では大胸筋・後ろ側では広背筋と隣り合わせになっているため、胸と背中をつないでいる筋肉ともいえます。
筋肉は連動して体を動かすため、大円筋がほぐれることで胸や背中も動かしやすくなり、肩や腕の動かしやすさにもつながります。また大円筋は肩甲骨に付着しているので、大円筋をほぐすことで肩甲骨の動きも良くなり、背中の張りの緩和にもつながります。

肩こりに悩んだら「脇の下」をほぐそう
肩こりに悩んだ時や、寒さや緊張で首や肩に力が入っているなと感じた時は、まず脇の下をほぐしてみましょう。より首や肩甲骨も軽くなり、効果を感じやすいと思います。
どこでもできる簡単「脇下ほぐし」
本日紹介する脇下ほぐしは、座ったままでも立ったままでも行える簡単なもの。ほぐしている間は自然に呼吸をしながら、どの動きも「頑張ってないけど気持ちが良い」程度の強さや速さでほぐしてみてください。
注意事項
肩を動かすので、肩関節を怪我している人や、ほぐす際に我慢できないほどの痛みや違和感を感じる場合は、即中止してください。
ほぐし方法
(1) 右腕を上げ、左手で右脇を上下にさする。右腕を上げたままが疲れる場合は、右手を椅子や机に乗せたり、壁に添えてもOKです。
(2) 左手で右脇下をつまんで圧迫する。無理やり力を入れたり、痛いところまで頑張らないように。10秒ほど圧迫した後、左手で右脇下をつかんだままで右腕を水平面で前後に動かす。
(3) 左手で右脇下部分をつかんだままで右肩を前後にぐるぐる回す。5~10回程度が目安。
終わったら反対の手も同じようにほぐしてください。
肩こりの緩和だけでなく、リンパの流れも促進。脇のハミ肉対策にもなります。バストラインを整えるのにも役立ちます。

ほぐしの手順について、詳細は以下動画からも確認いただけます
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