うつ伏せで腸を刺激して免疫力UP!柔軟性いっさい不要の腸活ストレッチ【風邪予防にも】
ストレスがたまっている時や忙しく過ごしている時、睡眠不足が続いた時などは、どうしても風邪をひきやすくなってしまいます。そこで今回は免疫力UPにつながるストレッチをご紹介します。今回ご紹介するストレッチは腸に刺激を与えるので腸活のとしてぜひ参考にしてみてくださいね。
腸の働きを促して免疫力アップ
「疫(病気)を免れる」と書いて免疫。そこに「力」がついた免疫力は読んで字のごとく身体を病気から守る力のことをいいます。
例えば、ストレスが多い状態や睡眠不足が続いた時、風邪などの病気にかかりやすくなりますよね。これは、免疫システムが正常に機能していないことが原因の一つだと考えられています。
では、免疫システムを正しく機能させるにはどうしたらいいのか?免疫システムは身体のいろいろな場所で作用しているのですが、要は腸です。なぜなら、全身の免疫細胞のうち約60~70%が腸壁に集中していると言われているからです。全身の免疫機能を担っている腸内環境が悪化すると免疫力はガクッと低下し、感染症などにかかりやすくなります。
免疫細胞を万全な状態で働かせるためにも、腸内環境を正常に保つことが大事になってくるのです。そのためには食物繊維やオリゴ糖、発酵食品の摂取、腹部のマッサージ、適度な運動、お腹まわりを刺激するストレッチなども効果的。
そこで今回はうつ伏せで腸に刺激を与える簡単なストレッチを紹介していきます。高い柔軟性は不要なので、体が硬い方もぜひチャレンジしてみてください。
柔軟性は不要!うつ伏せで腸を刺激するストレッチ
<やり方>
1)うつ伏せの姿勢になり肩の下に肘をつき、前腕(ひじ~手首)と手のひらで床を押して上体を半分起こす。脚は腰幅に開きましょう
2)腹部を床につけたままお腹を動かす呼吸(息を吸う→膨らませる、息を吐く→凹ませる)を5~10呼吸繰り返す
3)1)の姿勢から手の指先を外側に向け、息を吸いながら肘を伸ばして上体をさらに起こす。手の付け根で床を強く押したら、首筋をスッと伸ばして耳~肩までの距離を長くします
4)息を吐きながら、下半身は安定させたまま上体を右にねじる。みぞおち~胸~首の順に緩やかにねじりましょう
5)反対側も行う。回数は左右各5呼吸
姿勢がツラい時は…
肩がすくむ、腕がプルプルする、腰が痛いなど姿勢がツラい時は、前腕を床につけたままねじってみましょう。
ねじる時の加減は、呼吸でお腹をしっかり動かせるかどうかが目安。ねじりが深すぎて呼吸が浅くなってしまうようであれば、ねじりを浅く、呼吸を深められる姿勢にチェンジします。
腸を元気に、そして体を健やかに保つための方法の一つとして、参考にしてみてくださいね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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