腸活=腸にいいものを食べること、だけじゃない。運動でも腸活しよう!腸を刺激するツイストポーズ
体調不良は様々なことが原因で起こりますが、風邪を引きやすい、風邪がなかなか治らない…などの体調不良は免疫力が低下しているサインかもしれません。そして免疫力に密接に関わっているのが腸。そこで今回は腸を刺激するツイストポーズをご紹介します。
免疫力とは?
免疫とは、文字通り疫病から免れる=外から侵入してくる病原体や異物から身体を守ろうとする自己防衛システムのことで、身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持する機能の一つです。免疫には生まれながらに持っている自然免疫と体験しながら獲得していく獲得免疫があり、自然治癒力も免疫力の一つです。
免疫力が低下する原因
免疫力は腸の働きが密接に関わっています。腸には全身の約7割の免疫細胞が存在し身体を守ってくれています。ストレス・睡眠不足・運動不足・食生活の乱れなど悪い生活習慣が続いてしまうと腸内環境が悪くなり、自律神経が乱れ、風邪を引きやすい・治りにくい、体調やメンタルの低下に繋がってしまうことがあります。
腸は第二の脳とも呼ばれていて、脳と腸は別々の臓器ですがお互いに影響し合っていることが分かっています。「脳腸相関」という言葉があるほど、脳と腸には深い関わりがあり免疫力にも大きく影響を及ぼします。
蠕動(ぜんどう)運動を促す
食べた物が運ばれ消化されることは自分の意思ではなく不随意に行われています。これを蠕動(ぜんどう)といいます。腸内環境を整え、生活習慣を見直すことが大切です。また、体を動かすこと、外側からのアプローチは蠕動を促す助けとなります。蠕動運動に働きかけるツイストポーズにトライしてみて下さい。
腸を刺激するツイストポーズ
半魚王のポーズ(アルダマッツェンドラーサナ)
<期待できる効果>
●呼吸器系、腹部組織系の活性から自律神経へ間接的にアプローチ
●腸を刺激し免疫力の向上に働きかける
●猫背などの姿勢改善
<やり方>
1)長座で座った姿勢から膝を立て伸ばした脚の外側へ置く
2)膝を立てた方のお尻を持ち上げる
2)伸ばしていた脚を曲げる
3)膝を抱え、反対の手はお尻の後ろに床を押して背骨を伸ばす
3)背骨を伸ばし体をねじる。ゆっくりと5呼吸~10呼吸
4)片足を伸ばしてもOK
POINT:
- 背中が丸くならないように後ろの手を使ってみて下さい
- 首や肩が力まないように呼吸を深くしましょう
AUTHOR
竹内結子
ヨガインストラクター 。ホットヨガやスポーツクラブでヨガを体験し、もっと学びを深めたいとの思いから様々な流派のヨガメソッドを経験、さらには指導者資格を取得するに至る。ヨガへの学びを深める中で中医学と出会い、中医学関連の資格も取得。見えない心や感情、身体への理解を求めて東洋、西洋の視点で勉強中。RYT200、ケン・ハラクマのアシュタンガヨガプライマリーシリーズTT、シニアヨガ、中医養生ヨガ®初級中級、中医学女性の体とマタニティ、四季養生ヨガ、JOPHEE中医学骨盤モジュールTT修了。
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